Wed, Sep 01

  • 00:47  小沢一郎にしても菅直人にしても、命がけでとか、がんばるとかは言うんだけれど、「俺はこれがやりたいんだ」というのがよく分からない。これだと選びようがない
  • 00:47  今はやっぱり同調圧力の時代なんだろうなと思う。飛び出す奴は真っ先に潰されるくせに、そういうの無視してすたすた歩く奴が出ると、みんなそれについて行こうとする
  • 13:15  モチベーションの階層構造というものがあるんだと思う。「お金じゃない」っていう人は、泥沼の上にもお城が建つと信じてるところがあって、お城が建つならタダでも働くかといえば、それやると城ごと沈む
  • 13:24  @hasegoogesah やっぱりそれは、そういうものですよね。。大きな夢をぶち上げるなら、しっかりとした土台がないと。  [in reply to hasegoogesah]
  • 13:26  「すごいミッション」と「すごいお金」とを、交換可能な価値であると考えるのが、なんか違う。ミッションがすごいことと、お給料が少ないこととは全く別の次元で話し合われるべき問題であって
  • 13:28  「努力すれば報われる」っていう努力教の人は、めいっぱい努力して、運悪く結果に届かなかったときには、めいっぱいの努力が「足りない」と全否定されてしまう。成果が出なかったんだから。こういうのはおっかない。もう次に取るべき選択枝が残らない
  • 13:34  @hasegoogesah 需給バランスで発生するお金と、やりがいみたいなのとは、「分けよう」という空気がないと、厳しそう。支払う側にしてみればその方が安いでしょうし  [in reply to hasegoogesah]
  • 13:36  @mahbo 「報い」の査定が難しいかも。。  [in reply to mahbo]
  • 14:19  軍事の本だと、新しい戦術とかドクトリンというものは、「平和」な時期に、戦争のない期間に考えて、それを練習しておいて、来るべき「本番」に備えるものなんだ、なんて書いてある。政治というか、政府が主導する何かというのは、そのあたり逆。
  • 14:21  救急の体制とか、もう本当に危ない。危ない危ないといわれて、まだ続いているんだから大したものだけれど、「とりあえず何とか動いている」今は、本来は何かを変えるべき時期なんだと思う。恐らくは上の人たちは、「何かがおきたとき」を、制度の替え時と思ってる
  • 14:22  「その時」になって一気におきる何かというのはカタストロフであって、それを「いい機会」ととらえること自体がどうかしてる。今の制度で行くと、「ごめんなさい」宣言した市町村はお得になって、頑張ってるところが割を喰う。行き着くところまで行くとけっこう危ない
  • 14:23  地域の基幹病院が、年間15000人規模で救急受けてて、そろそろ本当に危ないらしい。こういうのは今は何とか持ってて、誰か折れて、当直の回数が、各人1回、来月から増えます、というそのタイミングで、みんなが「無理です」って手を挙げる。崩れるときはいきなりくる
  • 14:24  15000人て、それでも1日にならすとせいぜい40人ぐらいだから、これぐらいの数を受けてる基幹病院はたぶん多いし、17時から翌朝9時、という枠組みで考えると、これはそこまで異常な数字ではないと思う。でも、15000人を、じゃあ明日からお宅でよろしく、なんていわれたら無理
  • 14:28  「この業界はもうすぐ今ほど食べられなくなる」って、恐らくは多くの同業者が、そういう読みをしていると思う。医療はこれから千年王国だの、国際メディカルツアーでウハウハだの、そういうの信じてる人いない。
  • 14:30  それがどこまで真なのか、「その時」はじゃあいつなのか、カットオフ値はどのあたりなのか、仮定の仮定だから誰にも分からないけれど、「そういう空気」みたいなのは、たぶんある。で、それが支配的になると、どうしたって誰もが「売り抜ける」ことを考える。根を下ろして頑張ることがリスクに思える
  • 14:31  しょせんはそういうのも過程の問題だし、吹けば飛ぶような空気の問題だけれど、空気がそうなると、やっぱり振る舞いは空気で変わる。自分の価値観を信じ抜けるほど強い人は、たぶんそんなに多くない
  • 14:38  世代の対立というか、向いている方向の違いみたいなのは、自分たちの業界にも明らかにある。ただし技術の移転にものすごい時間のかかる業界だから、それが実際の対立にはなかなかつながらないけれど
  • 14:39  それでもこう、たとえば救急当番当直とか、時間外に守備範囲を大きく外れた患者さんを受けるべきか否かであるとか、そういうところから綻びが始まって、恐らくは「10年たったらフリーランス」が大きな流れになるところぐらいまでは行くんじゃないかと思う
  • 14:40  外科医というのはもう、一生研修みたいなところがあるから、知識仕入れれば何とかなる他科とは違って、フリーとか無理っぽいけれど、程度の差こそあれ、「職人度」の高い科と低い科というのはやっぱりあって、低いところほど、たぶん個に割れる
  • 14:42  大きな流れとして、やっぱりたぶん、外科系の、独り立ちするのに最低15年とかかかる科からは、人がますます減っていくんじゃないかと思う。自分の時間を黙って15年とか、これは決断として相当におっかない
  • 14:43  @keikuma そういうのはこう、大前提として「みんな食べていける」というのがあった頃なのかな、と。。今はなんだか厳しそう  [in reply to keikuma]
  • 14:45  @Dominion525 「運用で解決」した技術者は、本来誉められるべきじゃなくて、それはもちろんすばらしい成果なんだけれど、代替機を準備できなかったマネージャーを、もっと責めるべきですよね。。  [in reply to Dominion525]
  • 17:05  http://bit.ly/cHli8m 「ビリーバブル」という考えかたが面白い。日本だとこう、「追い詰められて吹っ切れた普通の人」というのがヒーローになったりしないだろうか?
  • 17:11  「リアル」であることと、「ビリーバブル」であることとの違いというのはたぶん、専門分野の違う人に、何かを説明するときなんかにはとても大切なことなんだろうと思う
  • 17:13  おきたことを誇張無く、淡々と並べると、それは「リアル」ではあっても、あるいは「ビリーバブル」ではないかもしれない。バックグラウンドをあえて語ってみせることで、事象の羅列は、初めて信じるに足る「物語」になれる
  • 17:14  警察の人が、動機とか、しばしば「内面の感情」みたいなのにこだわって見せたりするのは、やっぱりそういうものなんじゃないかと思う。
  • 17:15  「感情を語るな」みたいな教わりかたは、医療だけじゃなくて、理系の多くの分野でそう習うと思うんだけれど、何というか、語らないほうがいい状況と、むしろ積極的に語らないと、「ビリーバブル」であるという満足に結びつかない状況とがある
  • 17:16  「何かトラブルが発生したら、起こったことを包み隠さず開示しましょう」と、Sorry Works という本に書いてあったんだけれど、「起きたこと」を並べるだけだと、恐らくはそれを聞いた相手方は「足りない」と感じて、「まだ何かある」と思うんじゃないだろうか
  • 17:18  並べられた事実を物語として語る、それで初めて「伝わった」という満足が発生する状況と位いうのがたぶんあって、自分たちは、物語る訓練というものを、たぶん受けたことがない。
  • 17:19  「医療の失敗」の中に「謝罪の失敗」があって、「謝罪の失敗」の中に、タイミングの遅延と、「物語の失敗」とが入ってる
  • 17:21  @rinnou 米国の医療過誤訴訟の本だと、「裁判になった」その段階で、もう誠意のある説明が重視される、そういうルールは「終わった」と考えないといけないのだとか。。その時には、むしろなるべく分かりにくい、「生」に近いデータを出せと書いてありました  [in reply to rinnou]
  • 18:09  @hamasta それはたしかに。。  [in reply to hamasta]
  • 18:09  @taninon 「その人が背負っている文脈」みたいなものと、説得力とは、切り離せないですよね。。  [in reply to taninon]
  • 18:14  それとも「売れる」を考えたときには、「信じられる」ものよりも、「信じたい」ものを作ったほうが正解なんだろうか。。でも美男美女そろった、美形の子供が世界を背負う物語が売れるんだから、そんなでもないのか
  • 18:29  http://bit.ly/bYJtHr ホメオパシーによって壊された家族の実態。納得はできるんだけれど、ホメオパスの人が、最初に家族を「お前のせいだ」と否定するのは方法論としてどうなんだろう
  • 18:30  道徳の善悪はさておき、「子供の病気はお前のせいだ。この薬で治る」といわれるのと、「今までよく頑張ってきましたね。でもこの薬を飲んだらもっと良くなる」と、ホメオパシー薬勧めるのと、後者のほうが売り上げ上がると思うんだけれどそうでもないんだろうか
  • 18:31  @taninon 「日常系」というものが、当たるとものすごく大きいのはそのへんなんですかね。。  [in reply to taninon]
  • 18:38  @taninon ああたしかに、我々が「共通の敵」になっちゃうわけですね。。  [in reply to taninon]
  • 18:40  @taninon もっと大きな系で考えると、そこでお客さんを全否定するのは、理にかなってるのかもですね。。  [in reply to taninon]
  • 18:41  @suikyo 本来のホメオパシーって、そういうのじゃなかったはずなのです。。だいたいが創始者だって医師だったはずですし  [in reply to suikyo]
  • 18:51  @na_ri このやりかたはむしろ、典型的なカルト宗教のそれとは、ずいぶん違うんだな、と個人的には驚いたのです  [in reply to na_ri]
  • 18:52  @gigir 傷口に塩塗るようなやりかたをするのは、何というか、取り込んで、戻れなくなった、もっとうんと後の段階であって、このタイミングというのは、個人的にはむしろ違和感を覚えたのです。もっと効率上げられるだろうよ、と  [in reply to gigir]
  • 19:08  @suikyo 融和はもう、難しいのでしょうね。。。  [in reply to suikyo]
  • 19:09  @na_ri 現代カルトの人たちは、もっと「上手くやる」というか、道具立てとか手続きが、もっと洗練されているような印象を受けたのです。ホメオパシーはずいぶん乱暴なんだな、と  [in reply to na_ri]
  • 19:09  @gigir 書かれていないことは、もちろんたくさんあるのでしょうね。。。  [in reply to gigir]
  • 19:12  あの記事のやりかたを「カルトと同じ」というのは乱暴に過ぎて、それはなんというか、マグロ捌くのと、外科手術とを「同じ技術」と断じているように思える。刃物使うし肉赤いけれど、同じじゃない
  • 22:30  「交渉の上手というのは、一見すると人当たりのいい、物わかりの悪そうな、弱い立場の人間として登場する」という警告をどこかに入れたい
  • 22:31  「この人は理解が悪いな」なんて、交渉者が慢心するような相手というのは、得てして「そのほうが有利だから」、そういう立場に身を置いていることが多い
  • 22:32  強面の、冷徹そうな、頭の切れる、弁舌さわやかな、「交渉の上手」から想起されるこうしたイメージは、たぶん間違っている。
  • 22:39  @bornfromsilence このへんは時々やらかすので、要自戒なのです。。  [in reply to bornfromsilence]
  • 22:45  @bornfromsilence 「自制を見せる」ってきっと大事で、「切れてみせる」のは、次善以下のやりかたなんだと思うのです。。  [in reply to bornfromsilence]
  • 22:47  「物わかりの悪い人」という交渉戦術は、その代わり相手の交渉資源が一気に枯れる。「強い戦術」だからって、医師の側が患者さんの側にこれを仕掛けるととんでもないことになる。
  • 22:50  相手が「いい警官と悪い警官」メソッドを仕掛けてきたときの返しかたは、「いい警官」にだけ「嘘をつく」ことなんだという。「あの怖い人には黙ってたんですが、本当はこうなんです」って
  • 23:02  @ruuuur 状況がどんどん曲がってくんですよね。。  [in reply to ruuuur]

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