Fri, Sep 24
- 01:44 同じ事実に対して、見解の対立がある。病棟だとたとえば、医療者側が医学的に妥当な対応がなされたと言うときに、患者さんのご家族は、もっと長く入院すれば、もっと良くなるという見解を表明する
- 01:45 見解の対立している状況で、何らかの譲歩を行うときには、自らの見解を表明した上で、自身の見解に基づいた譲歩を表明しないといけない
- 01:46 自身の見解に基づいた譲歩は、譲歩してみせることで、事実に対する自らの見解を補強してみせることに結びつく。譲歩は単なる交代でなく、次なる前進の足がかりになる
- 01:47 自身の見解を表明しないままに、単なる妥協、問題の先送りを行うために譲歩を表明すると、これは相手の見解を受け入れることになる。事態には「次」の余地が発生してしまう
- 12:41 化学療法の人たちが、薬が効くことを「通る」と表現する。この腫瘍だと、ゲムシュタビンなら通りますよ、とか。ローカルルールなのかもだけれど、これは麻雀からなんだろうか?
- 15:47 http://bit.ly/doEymk 記事を書いた
- 16:47 今回の中国のって、中国の側も、ある意味迷惑なんじゃないかと思う。コントロールの効かない自国民に、「日本人を誘拐、拘束すれば国家の利益になる」なんて、変なメッセージを伝えることになってしまうだろうから
- 16:48 コントロールされた暴力は、戦争であり、外交や政治の延長になれるけれど、コントロール不可能な暴力は、単なる虐殺になる可能性がある。外交の文法に乗っからない、図らずも勝ってしまったような今回のケースは、だから中国の側も、これを外交的勝利と言い難い気がする
- 16:49 これがたとえば、むこうの警察が速やかに動いて、拘束された中国人船長と、同じだけの価値を持った日本人を拘束した結果として、日本が折れたんだ、というように、過剰に愛国的な人たちに解釈されると、何されるか分からない
- 16:51 今までだったら単なる誘拐であり、単なる犯罪であったことが、これからは下手すると、「俺たちは国家のために働く義賊だ」みたいな自己規定を生み出してしまう。暴力のコントロールが効かなくなると、これは中国にとってもたぶん、利益ばっかりでは済まなくなる
- 16:58 鼓舞って本来はすごく怖い一手で、有能な味方がパワーアップするメリットはあるかもだけれど、無能な味方に後ろから撃たれるリスクも飛躍的に高まっちゃうから、今そういう状況になってる気もする
- 16:59 @Mahal あの「絶対退かない」というのは、同時にたぶん、絶対に退けない、という部分も大きいような。かの国は、英雄っぽい振るまいができないと、たしか来世にたたるような習慣があったはずですし [in reply to Mahal]
- 17:34 医療というのが、ある症状に対する、医学的に妥当な見解と、それに基づく行動とを販売する仕事なら、警察の人たちも、ある事実に対する、法的に妥当な見解と、それを補強するための証拠とを販売する仕事なんだと思う
- 17:35 問題なのが、「法的に妥当な」の部分であって、これが恐らく、「悪い奴は必ずいる」とか、「悪そうな奴はたいてい悪い」とか、「日共は前提として絶対悪」とか、そういうのが当たり前として通用してるのがちょっと怖い
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