Sat, Oct 02

  • 17:42  「我々はなぜ戦争をしたのか」という、ベトナム戦争の反省本を読んでる。「中立」という言葉に対する、米国とベトナムとの解釈の違いが解消されなかったこと。開戦の発端となったベトナム側の攻撃は、現地指揮官の独断であったことなど。
  • 17:43  結局こういうのは、トップ同士が変な面子にこだわって、言語定義をはっきりしないままに「合意」を宣言したりしても、問題は何も解決しないこと、致命的な状況は、組織で最も馬鹿な人間がたいていしでかすこと、みたいに一般化できそう
  • 17:44  組織がそれだけ大きくなれば、それこそ国家レベルに大きくなれば、だから致命的な対立を開く誰かを止めることは、下手すると政府当局にはできないものなんだろう。
  • 17:45  タリバンのトップにしてからが、寡黙でまじめだった指揮官が、ある日ふと思い立って町を占領した、なんて逸話から始まってる。最初のひと転がりはやっぱり小さくて、どの転がりがすごい災厄に結びつくのか、しばしば見えない
  • 17:45  派手な動きとは別の何かが、もしかしたらしばしば、トップの意志決定を大きく揺るがすのかもしれない。分かりやすいのはコントロールも行いやすいけれど、そうでない何か
  • 17:48  たしかにこう、日本だってこれだけバラバラに見えるのに、人口がその10倍多い中国が、トップダウンの一枚岩で深謀遠慮、と言う解釈には無理があるような気はする
  • 17:56  @monyop みんなが「良かれ」と思って勝手に動き出す状況が、いちばんろくでもないですよね。。  [in reply to monyop]
  • 18:02  一発逆転幻想みたいなのがおっかない。チームのお荷物みたいな立場の誰かが、「チームのために」ハイリスクな選択をして見せて、結果として、チーム全体を災厄に突き落とすような。チームが大きくなればなるほど、リスクも災厄も大きくなっていく
  • 18:03  政治家の人たちってそういう意味で、お爺ちゃんがいるうちは、お爺ちゃんに合わせたメディア以外は、申し合わせて使用禁止にすべきなんだと思う。お爺ちゃんたちが料亭から一発逆転狙うと、もうコントロールできなくなる
  • 18:23  米国の代表者が「毎日何万人もの人が殺されて、我々は和平の道を提案したのに、ベトナムは乗ってこなかった。どうしてですか?」と質問してたのはすごいと思う。自国民何万人とブチ殺されて、自ら和平に手を挙げたら、その政治家殺される
  • 18:23  このへんはこう、国家レベルでも、問題が政治タームであっても、あるいはだからなのか、謝ったり、情報したりすることというのは本当に難しいんだなと思う。
  • 18:24  損得勘定で「どうしてですか?」と問えるのは、圧倒的に強い側の特権で、弱い側は、何したって損することが見えてるのだからこそ、感情にすがる、譲歩しないでそこに立つことにすがることが、出来ることの全てになってしまう。折れたらそれは、全てを失うことになる
  • 18:25  自分が果たして強いのか、弱いのか、強い、あるいは正当である、と判断されたのならばなおのこと、自ら折れてみせる道を探らないと、確実に泥沼化する。損得での譲歩でなしに、感情的に負けて見せないといけない
  • 18:28  戦争に行ったことのある軍人にはハト派が多くて、災厄の引き金を引くのはたいていチキンホークなんだ、というのは道徳の教科書とかで教えてほしいなと思う。今武装とか、対立とか唱えてる人で、だいたいが戦争に行った人なんていないのだし
  • 18:49  @tokeisaka ヒトラーとナポレオンがいる時点で、前提くずれちゃいますね。。。  [in reply to tokeisaka]
  • 22:01  @tokeisaka マキアヴェッリは、どうして当時の指導者向けに、あれ書いたんだろうなと。嫌われるの目に見えてたのに  [in reply to tokeisaka]
  • 22:02  @ttakimoto 決断の鍵を握るのは、集団の最高でなくて、むしろ最低の人間なんだと思うのです。  [in reply to ttakimoto]

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