Wed, Oct 06

  • 15:19  マクナマラ元国防長官が回顧録を書いて、ベトナムの当時首脳だった人たちと反省会をやりましょう、なんて企画があって、NHKが取材に同行することになって、で、マクナマラ元長官の出した条件が、「放映前にフィルムを見せること」だった。昔から変わってない
  • 15:20  で、このとき取材した人たちは、「やっぱりそれはできない」と突っぱねて、ここでもう、大もめにもめたらしい。一人折れると、もうあとは際限がなくなって、そうなると、テレビというメディア自体が死んでしまうからなのだと
  • 15:21  このへんを、メディアの人たちが、業界の使命感としてやってるなら、もう絶対に相容れないものなんだろうなとは思う
  • 15:22  Pocket Medicine の第4版、ファイルが緑になった奴がやっと届いた。厚さが全く変わっていないというのがびっくり。多人数で書く本は、ガバナンスをよっぽど強力にかけないと、版を重ねるほどに分厚くなっていくのが当然なのに
  • 15:23  ワシントンマニュアルとか、ここに来ていきなり分厚くなった。論文の引用をのせるようにした分だと思うんだけれど、もう同じ本かと思うぐらいに。このへんを、「この本はそもそもなんなのか」みたいなのがぶれてないと、厚さも変わらないものなんだろうか。。
  • 15:24  こういうパッケージものが結局米国、というのが何とも残念ではある。マニュアル本というのは、すでに既知になっているものを集めないといけないわけだから、これは研究開発でなくて、情報の取捨選択の領域なのに
  • 15:25  マニュアル本は、ある意味コピー商品であって、だから理屈の上では、誰にだって似たようなものが作れるはずなのに、やっぱり明確な優劣があって、「これ」というのは全世界的に売れる。
  • 15:26  ありものの技術を切った貼ったして、一見新しい何かを作って全世界的に売ってみせるのは、トランジスタラジオにしても、ウォークマンにしても、小型車にしても、いわゆる日本流なんていわれてたはずなのに、最近はこう、そういうの見えてこない
  • 15:28  いっそコンセプト丸パク、でももっと優れている、というのだっていいはずなのに、それだしたのがサムスンで、日本メーカーじゃないというのが、なんとも。
  • 15:54  天国へ行くのに最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。 −マキアヴェッリ
  • 15:58  「僕の考えた最強の○○」が、たいてい上手くいきそうにないように見えるのは、恐らくはそこから明確な考えかたが読み取れないからなのだろうけれど、じゃあ今そういうコンセプトを感じられるものって、どんなのがあるんだろう
  • 16:16  @lucifer_af あれはまさにコンセプトの具現化なんだけれど、今はもう、そこまでしてテレビを観たい人がそもそもいないんじゃなかろうかという。。  [in reply to lucifer_af]
  • 16:53  何か「競争相手に勝とう」なんて思ったときに、恐らくは勝負事に弱い人は自分を鍛えることを考えて、勝負事に強い人は、相手を観察するんだと思う。「どこでも勝つ」ことを夢見るんじゃなくて、「どういう状況なら勝てる」を考えて、その状況に、相手を追い込む計画を練る
  • 17:41  こう、お相撲だって普通の決まり手は寄り切りで、上手投げみたいな上から行くのは横綱の特権みたいなものだし、両手がばっとあげて潰しにかかるのは範馬勇次郎ぐらいだし、上から行くというのは、原則悪手なんだと思う
  • 17:43  ハンディキャップ戦略みたいに、不利を承知で、あえて上からいって勝ってみせるのに意味がある場合はともかく、最初にまずは頭を下げて、教えて下さいから入って、その上で、教えてもらった何かを自分の色で返してみせるのが本来で
  • 18:02  子供の遊び場とはてな村とが地続きになって、「宿題を手伝ってあげるよ」なんて、小学生にマキアヴェッリだのドラッカーだの入れ知恵して、社会科の授業で学校の先生と代理戦争してもらったりしたら、いろいろ面白い。
  • 19:33  乗用車も、走行中にディーラーと通信して、エンジンの制御を書き換えたり出来たら楽しい。アクセル踏み足りないときに電話して、「技師……長……制御装置……外してくれるか?」「一度……一度しか撃てんのだぞ!この意味がわかっとるのかッ!」って、斑鳩ごっこが出来る

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