Fri, Nov 26

  • 13:36  救急みたいな場所は、今まで4人体制だったのが3人になるとか、厚く見えていた場所の裏側からゆっくりと削れていくから、表側から見ると、穴が分かりにくい。うちの県はもう、土日に多発外傷を受けられる施設は2つぐらいしか残ってない
  • 13:38  一晩に何人もの多発外傷が発生する日なんてまれだし、ましてやそれが土曜日曜にぶつかる確率はさらに2/7だけれど、ここに対する備えは、果たして「無駄」なのか
  • 13:41  近隣の基幹病院は循環器が抜けて以降、「胸は診ない」を徹底してる。それが肺炎だろうが呼吸苦だろうが、鎖骨から下、横隔膜から上の症状は、心臓の可能性がある以上絶対に取ってくれない。あれすごく困る。
  • 13:42  そこで勤務している人たちからして、後ろを支える大学医局にもう人がいなくて、自分の施設で抱えきれない患者さんをお願いしても、大学にだって引き受ける余裕がないから、入り口の段階で断る以外のことができないのは分かるんだけれど
  • 14:33  面白いことに気がつくためには「器の小ささ」というものが大切なんだと思う。
  • 15:02  組織とか、もっと大きな単位としての業界にも、神経伝達速度に相当するものがあるんだと思う。末端は「もう駄目だ」とか「すでに壊死した」とか叫んでる一方で、中枢部分は自分が大怪我してることに気がつかなくて、「頑張って歩け」って命令するような
  • 15:03  集団の単位が大きくなるほどに、末端の悲鳴が伝わる速度は下がって、「頑張って歩け」という命令は、足が全部なくなるぐらいまで状況が悪くならないと、「上」には伝わらないような気がする
  • 15:04  病院みたいな、ごく小さな組織にしてから、自分たちは救急がもう危ないと感じている一方で、50歳前後の先生がたは、大変だねと言いながら、普通に仕事する。結局患者さんが来るから手を動かすしかないんだけれど、危機感の温度差みたいなのは全然違う気がする
  • 15:05  それが単なる経験不足から生まれた杞憂ならそれでいいんだけれど、それでも自分だって、もうさすがに「若手です」なんて名乗れるような歳でもないはずなのに、やっぱり今の救急当直は怖い。これが50歳になったら怖くなくなる目処があるかと言えば、もっと怖がってるような気がする
  • 15:06  @TNakamura39 最低限、国会議員とか霞ヶ関の上の方にいる人たちは国民年金で、息子さんや娘さんは、公立の学校に通ってもらうべきですよね。。  [in reply to TNakamura39]
  • 15:58  @Drickurs 3時がないと、もう末端は死ぬしかないですよね。。  [in reply to Drickurs]
  • 16:00  @naquamura どこの業界でも、業界ごとぶっつぶれる時には、たぶんこうなるんだろうなと。頭が「あ、俺死ぬかも」って分かったときにはもう首しか残ってない  [in reply to naquamura]
  • 16:08  零戦を設計したエンジニアが、インタビューに「果たしてそんなにいいものを作ったのかなと思う」と答えていたのだそうだ。たしかに軽量化の徹底をはかったのは事実だけれど、それがエンジニアの考える「いいもの」とは違うのだと
  • 16:09  同じ結果を出すのに、「頑張って、競合より速く」を目指すのが科学の立場、「頑張りをなるべく少なく、競合より低コストで」を目指すのが工学の立場なんだと思う
  • 16:11  零戦の設計には、何か新しい発想が入っていたわけではなくて、「すでに存在していた考えかたを、「もっと」極限まで進めただけのこと」なんだと

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