Sun, Nov 28

  • 12:38  電子本というものを、消費者側から考えるのなら、せっかく実体がなくなるのだから、販売形態から大変革してほしいなと思う。具体的にはやっぱり、有償のバーチャル図書館を出版社をまたいで作ってほしい
  • 12:41  消費者は、毎月一定の金額を図書館に支払うことで、あとは読み放題ルールでやってほしい。どうせみんなそこまでは読まないだろうし
  • 12:42  出版社の側も、たとえば1冊の本を10分割すると収益が10倍になりかねないから、「図書館」日本を置くには、たとえば1冊あたり100万円とか、前金みたいなのを入れないと、ルール違反は出てくるのだろうと思う
  • 12:43  こういうのを考えてる人はいくらだっているのだろうけれど、たとえばニコ動にしてから、あれだけたくさんのユーザーを集めて、有償会員を増やすのに恐ろしく苦労していたわけだから、人の動きを変えるのは大変そう
  • 12:49  砲撃された韓国の島は、民間人の危機管理というか、避難訓練がどうしてあれだけ行き届いていたんだろう? 砲撃があって、たしかに砲弾が民家に振ってくるまでは時間差があったのだろうけれど、ほとんど全ての人が非難するとか、日本だと無理な気がする
  • 12:50  日本の災害だと、砲弾こそないけれど、避難勧告を効いた人がまず逃げて、高齢者はたいてい逃げられないからそのままで、あと勧告を無視する若い人というのが必ずいる。救急隊が高齢者を抱きかかえて非難させて、若い人と救急隊が拡声器でやりあう
  • 12:52  ようやくたぶん全員避難、という状況になってからも、町の自警団みたいな人が見回りをするし、地元新聞社が「取材させろ」とか救急隊にねじ込んで、危険地帯にカメラ持ち込んで、救急隊もろとも被害に巻き込まれたりもする
  • 12:53  もちろん砲弾を見たらぱっと逃げるのかもだけれど、この災厄で自分が死ぬかも、という想像力を訓練で行うのはとても難しくて、あの島の人たちが、あるいは軍の人たちが、どうやってそうした想像を普段から鍛えていたのか
  • 13:02  マルサスの罠みたいなのって、経済学だと「罠」だけれど、ファンタジー文脈だと「呪い」と表現すべきもので、人の総幸福量に上限があって、理不尽さを全人類で分割するから、神様が立っていられる
  • 13:04  各世代でなんとなく、珍しくない程度に犠牲が出て、社会の大きさがだいたい一定程度続いているのなら、世代間の不公平感は最小になる。理不尽さは受け止められるから、神様はそこに立っていられる
  • 13:05  社会が下手に「成長」しようものなら、割を喰う世代と、得する世代とが出て、「得」を公平に割り振るのは難しい。結果として何がおきるかと言えば、神様という受付窓口にクレームが殺到してしまうわけで、神様だって嫌になるだろうと思う
  • 13:06  社会の上に、神様的な、超越的な何かを仮定するなら、その生き物にとって最も居心地のいい状態というのは、拝まれつつも文句は言われない立場であって、そんな状況を維持するためには、社会に成長してもらっては、むしろ困る
  • 13:07  人の幸福を祈りつつ、人に介入しない神様の、このあたりが既得権というか、欺瞞であって、じゃあそれを壊しに行くファンタジーを子供に読ませると、今度は社会のいろんな場所に、似たようなことをしている人がたくさんいるのに気がつくんじゃないだろうか。
  • 14:36  @ShojiMasuda 魔王と勇者は、最後はそうした構造自体を壊しに、塔を上ったのだろうなと  [in reply to ShojiMasuda]
  • 14:37  @hirotaryo まさに。  [in reply to hirotaryo]
  • 14:40  無駄のないネットワークは絶対回らない。当たり前のことなのに、知らない人は、無駄と断じてネットワークを壊す
  • 14:42  朝、すわドクターヘリ、という状況になってヘリは電話で5分なのに、降りる先がどこにもなかった
  • 14:44  ヘリコプター買うと何故かお得になる人がいて、ヘリは来たけれど、降りる先には予算つかなかった
  • 14:46  ヘリ買ってお得な人と、病院作ってお得な人とはそれぞれ異なって、で、救急全体が充実することでお得な人はどこにもいないから、政治の人はそういうのに興味ないみたい
  • 14:49  いびつなネットワークは、さらに無駄を見つけたと自称する人がお得な思いをしようとした結果として、動かなくなる
  • 14:50  すごいお金が投じられて、いろんな人がお得な思いして、一周して誰もいなくなる

Powered by twtr2src