Tue, Dec 21

  • 15:29  これからたぶん、群れを割る技術というものが要請されるようになる。ネットワークから、特定の誰かを切り離して、その人に語った情報が、拡散しにくくなるようなやりかた
  • 15:30  ネットワークにつながった人の「強さ」みたいなものは、そのネットワークに接続されている最強のノードが決定する。どれだけ弱い人であっても、たとえば友達に百戦錬磨の弁護士がいて、その人が法律案件に巻き込まれたときに助力をもらえるのなら、その人は強者になれる
  • 15:31  どんな分野であれ、「自分より強い人」は必ず世の中のどこかにいて、学校の先生が、全ての父兄の「眼」を前に授業をすれば、突っ込みどころなんていくらだって見つかる。それは能力の多寡ではなく、ネットワークの大きさが、ここに来て急速に大きくなっている証左なんだと思う
  • 15:33  ネットワークが個人の手に負えないぐらいに大きくなれば、もうその時点で、ネットワークに対峙した個人は詰んでしまう。国語の授業に当の作家が乱入したり、社会科の授業にソフトバンクの社長さんあたりが「参観」したりしたら、授業なんて出来ない
  • 15:34  ネットワークは最終的に、そこにつながった人たちの口を閉ざしてしまう。ネットワークの大きさが大きくなるほどに、そこにつながった人たちは、自重に押しつぶされてしまうから。当たり障りのない正義だけが存在を許される
  • 15:35  リスクをとる人は、事後的に、徹底的に、その過程を検証されて、全世界から追及を受けることになる。誰だってそんなの嫌だろうから、「やりましょう」の声は消えて、「出来ません」が当然の選択になっていく
  • 15:36  「ネットワークにのらないもの」の価値というか、それが今度は、ネットワークから個人を切り離すための道具というか、武器になる。恐らくは秋葉原で絵を売る人たちなんかが、これを使い始めているんじゃないかと思う
  • 15:36  明らかに売る人がいうだけの価値を持たない、そういうものをじゃあ誰かに売るとして、文章できっちりした契約書を作って、説明の内容を録音して渡して、相手がその足で弁護士事務所に相談したら、やっぱり絵は売れない。それでも売れるなら、その契約は本物なんだろうけれど
  • 15:37  必ずどこかに「騙し」の工程が入るものと仮定して、その騙しは、その場所でしか再現できるものにしないといけない。相談できるということは、それが再現可能なわけで、その場では雰囲気にのまれつつ、警察とか弁護士事務所に行ったときには、相手が「?」とならないといけない
  • 15:38  ある歌手のコンサートが「すごかった」なんて感想があったとして、そのすごさを別の誰かに伝えるのはしばしば難しい。音程がどうとか、設備がどうとか、そういう客観的なもの、再現可能なものは、しばしば空気を描写する役に立たない
  • 15:39  再現できない何かを使って、その相手をネットワークから切り離すことが出来たのならば、そこで初めて、個人と個人との関係が、ネットワークの力から自由になれる。それはいい方向にも悪い方向にも使える技術だけれど、最初の応用は、たぶん悪い人たちがはじめてる
  • 15:41  文字で表現可能なもの、録音を聞けば伝わるもの、平たくいえばネットワーク越しに伝達可能なものは、必然的にネットワークに呑み込まれる。ネットワークに載せられない、雰囲気や空気の延長線上にある何かが出発点になる
  • 15:42  ライブの会場とか、あるいはどこか閉ざされた個室、あるいは逆に人混みの中での会話といった特定の状況が、「空気」を伝達するためのメディアなんだと思う。そういう場所で、ネットワークに載せられない情報を使ったやりとりを行う技術が役に立つ。催眠商法なんかがそうなんだろうけれど
  • 19:28  http://bit.ly/hC0BG7 今度出る安価なスマートホンは、あれを子供に持たせておくと、万が一の時にGPS経由で居場所を探せて、ちょっと便利そう
  • 19:29  それとももう、リモートでGPS立ち上げて、今どこにいるのかを携帯電話自身に通知させることぐらいの機能は、スマートホンでなくても実装されているものなんだろうか?
  • 19:39  . @naohaq @lucifer_af 今の時代、もうこういうのは絶対必要なものですよね。。。
  • 20:18  位置情報や、スマートホンで撮影した写真なんかもコンテンツとしての意味を持つようになると、発信と消費との境界が、今度は曖昧になっていくのだと思う
  • 20:19  それが有名芸能人ならば、その人のGPSログ、どこに行った、どこに立ち寄って、どれぐらいの時間を潰したとか、言葉にしなくても、単なる地図に重ねた行動の記録ですら、それを見たい人にとっては価値を持つ
  • 20:20  言葉や画像だけでなく、あらゆるものが発信されて、消費の対象になると、「面白い文章が書ける」とか、「面白い写真が撮れる」ではなくて、全てが「面白い人がいる」という一点に収斂していく
  • 21:03  @aod_works 「有名人のストーキング」って、多かれ少なかれ、それに興味がある人は多いんじゃないのかな、と。。  [in reply to aod_works]
  • 21:05  http://bit.ly/hiSKMs フィクション欠乏症について
  • 21:13  本というか、装丁の品質って、1980年頃に一度落ちたりしてるんだろうか?「扇動の技術」という1959年の岩波の本が手元にあるんだけれど、表紙こそ茶色いけれど、ページはしなやかで、全然問題なく読める。父親の本棚にある80年代の新刊本は、背を開くと割れる
  • 21:24  @golden_lucky たしかに岩波の古い本は、糸がありますね。。。  [in reply to golden_lucky]
  • 21:25  こういうのはたしかに、電子化してしまえば寿命なんて一切関係なくなるのだけれど、いい本はどうしてもちょっともったいない
  • 21:29  @golden_lucky 作っていただいた本については、あれは病棟でガッと広げてもびくともしなくて、本当にありがたいのです。。  [in reply to golden_lucky]
  • 21:42  @aod_works スマートホンを持ち歩くようになってから、これが勝手に外部と通信しているのを見て、たしかにこれはネットワーク機器であって、もはや電話ではないのだな、と思ったのです。  [in reply to aod_works]
  • 21:43  @moeji アメリカのペーパーバックは、日本の本の感覚でガッと開くと、背表紙が割れますよね。。  [in reply to moeji]
  • 21:46  @masui 今はもう、板書を写真にとってeyernote に転送してしまえば、それで「ノートが取れる」のですかね。。  [in reply to masui]
  • 21:47  何らかのメモ道具なしでの授業はちょっと考えられないけれど、携帯電話やスマートホンを徹底的に使い倒している人ならば、逆にいうとそれでいけるのかも。写真に撮った文字にOCRがかけられるようになれば、ノートはいらないのだろうし
  • 21:48  @masui 病院は、未だに「全部紙」が基本です。。。油性ボールペンなんか、年間10本近く、替え芯変えますし  [in reply to masui]
  • 21:52  @masatoizm ほんの少し前、「全部動画」なんてストレージがいくらあっても足りないだろうよ、なんて思っていたのが、今はもう、ストレージは基本的に無料で無尽蔵ですもんね。。。  [in reply to masatoizm]
  • 21:52  @lucifer_af あのあたりまで全部入れると、エントリーがぼやけてしまうのです。。。  [in reply to lucifer_af]
  • 21:55  そのうち教授に「時間がもったいないので差分だけ下さい。去年の動画はもう手元にありますから」なんて申し出て、ぶん殴られる学生とか出てきたら、それはそれで未来
  • 22:02  @moeji 洋書のハードカバーは、たしかに何も考えずに密林で注文して、実物見てorz になることがありますよね。。  [in reply to moeji]
  • 22:03  @lucifer_af たぶん、自分の感覚から見てもっとずっと「薄めた」記事にしないといけないんだろうな、と考えているのです。。  [in reply to lucifer_af]
  • 22:06  「パソコンは難しすぎて必要ない」という発言の8割ぐらいは、「私はブラインドタッチが出来ない」と同義であって、お爺ちゃんたちにそれを無理矢理教えると、今度は「パソコンって本当に便利、使えない奴が信じられないね」と語り出す。
  • 23:16  国産スマートホンの使いこなしを紹介している記事は、アマチュア(?)で記事を書いている人たちが「まずはホームを変えましょう」から入っているのに、雑誌社の記事は、そこは微妙にスルーしているように見える。濃さを失うのなら、じゃあプロはどこからお金を取ればいいのか
  • 23:18  個人的には、提案でなく、検証が読みたい。提案はもう、多様さも深さも、マニアな人たちがいくらだって発信するだろうし。「このROMは軽い」みたいなコメントの、じゃあ軽さとは何か、どんなパラメーターで比較するのか、比較してどうだったのか、そういうの記事にしてほしい
  • 23:19  検証って、面倒な上に機械が複数必要で、それはどうしたってお金がかかるから、プロの人でないとやっぱり難しい。今はそれでも、プロの人たちだってお金ないからこそ、客観的な数字で比較するような検証記事は難しいのだろうけれど
  • 23:22  @ushura 「とりあえず、買ったらまずはroot を取りましょう。生姜焼きの世界へようこそ」なんて記事は、やっぱり無理ですよね。。。  [in reply to ushura]
  • 23:34  @ushura 「面白い記事」と「売れる生地」とのギャップというのは、実際には相当に大きいですよね。。読者はみんな「俺こそが真ん中だ」と思いながら、その実読者の大半は、真ん中からは遠いところに立っているわけで  [in reply to ushura]

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