Sat, Dec 25

  • 15:10  http://bit.ly/ggkxBa 警察の任意取り調べにおける録音は、是か非か?、の、Together まとめ。すでに周回遅れみたいだけれど、これが釣りでないのだとしたら、くだんの人は、正義感が強いんだろうなとは思う
  • 15:11  参加する全ての人が保身に走って、利己的に、自分の利益を最優先するように振る舞うことが出来れば、結果としてある程度抑制の効いた、穏やかな関係が作れる。
  • 15:12  「お互いに信頼を大切に、誠意ある関係を目指しましょう」なんて声を上げる人から見れば、こういうやりかたはたぶん、仏作って魂入れずと言うか、形だけまねてもしょうがないんだとか、怒られるのだろうけれど、形をまねることは、誠意抜きでも出来る
  • 15:13  形にできないものを信仰する人と、形にできるものだけを信じる人間と、このあたりは分かりあえないんだけれど、自らの保身よりも、正義の実現を選択するような人は、前者にとっては人間の鏡であって、後者にとっては真っ先に排除されてほしい人になる
  • 15:15  録音という手段は、お互いに自制した状況を生み出す上で、形だけを重んじる立場からすると、便利な道具としてうつる。あると便利だし、録音前提であったとしても、それに対応した会話技法というものは作れるし
  • 15:16  録音という技術はその代わり、形に残るものだけを残してしまうから、成果よりも正義が好きな人にとっては、やっかいと言うよりも、汚らしいものに見えるのかもしれない。それは単なるルールであって、取り調べる側にも、調べられる側にも、本来は等しく有利不利をもたらすのに
  • 15:17  ログを取られた状況での会話は、お互いの信念のぶつかりあいと言うよりも、将棋みたいなゲームに近いものになる。気迫みたいなものは録音できないし、どれだけ些細な論理の瑕疵も、あとからさかのぼって追及できる
  • 15:18  このあたりは、分野こそ全然違うけれど、アナログレコードを「演奏」する人と、CDを「再生」する人との間で、ものすごい論争がおきたのをちょっと思い出す。SP版よりLPレコードが、モノラルよりステレオが、それぞれ「劣化」と断じる人
  • 15:20  @fuka_fuka_mfmf 怖いのが、この人の突進を見て、「だから法律関係者は…」とか、「だから警察は…」とか、そういう空気が生まれてしまうことで、それでもたぶん、当の本人は正義を実現したいのだから、それを全然悪いことだと思わないという  [in reply to fuka_fuka_mfmf]
  • 15:22  @kaien 個人的には読みやすいし、たしかに戯曲の解説書なんかはこういう形式で、それをとり入れたのはいい試みだなと思うのですが、枡田さんが当初目指していた「子供が読んだら」というテーマからは、体裁が実験的で、ちょっと遠のいたかなと。。  [in reply to kaien]
  • 15:24  @kaien 最初にこの本を購入する人の大半は、すでにこの本に何が書かれているのか、結末まで知っている人だろうから、評判とか評価といったものをどう考えればいいのか、よけいにややこしくなりますよね。。  [in reply to kaien]
  • 15:26  @fuka_fuka_mfmf 腹部エコーをチャネリングの道具に使っている内科の先生とか知ってるから、自分たちの業界も、あんまり大口叩けなかったり。。尿療法実践してる内科のクリニックとか。  [in reply to fuka_fuka_mfmf]
  • 15:29  @Mahal 録音前提の議論というか、今までの交渉の席に録音機が常備されると、今度はもう、頭の回転数が明暗を分けますよね。。  [in reply to Mahal]
  • 15:29  ルールというのはこう、隠せるものが減れば減るほどに、能力差みたいなものが明らかになって、結果が残酷に出る。
  • 15:30  高校生の頃、セブンブリッジだったか、トランプのゲームがクラスで流行って、あれは手持ちのカードを隠して遊ぶものなのに、カードの2/3ぐらいを「見せ札」と称してオープンにする奴らがいた
  • 15:31  で、向こうが見せるからこっちも見せるんだけれど、そういうオープンルールにすると、今度は「何を見せないか」という選択が大事になって、結果として、上手な奴らには、もう逆立ちしたって勝てなくなった。鷲巣麻雀なんかもたぶんそう。
  • 15:32  @dankogai それは深い。。。  [in reply to dankogai]
  • 15:33  録音機とビデオとを導入して全面開示、ということを実際にやると、ルールは間違いなくオープンな方向に行くのに、何というか、世間から見て「ずるい」結果に終わるケースは、むしろ増えるような気がする。あるいは警察の人が「ふがいない」と断じられるようなケース
  • 15:35  どこの世界にだって、議論の上手な人とそうでない人というのは同士立っていて、病院だって、白衣と面談室に助けられているから、これでずいぶん何とかなっている。全面開示になると、「治せません」になる患者さんが、結果として増えるような気がする
  • 15:36  @fuka_fuka_mfmf 電源入れたエコーの機械で患者さんの体をなぞると、「ここ」という場所になると、その先生が急に泣き出して、そこに病変があるんだとか。。たしかエコーを通じてパワーを注入することも出来たはず。出典は昔のムー  [in reply to fuka_fuka_mfmf]
  • 15:38  このあたりはあるいは、録音云々、オープン化云々というよりも、単純に新しいルールに対する適応の問題なのかもしれない。最初の頃の総合格闘は派手で、パンチとキックと関節のぶつかりあいだったけれど、今はみんなが同じ戦いかたをするように
  • 15:39  録音なしの環境に、録音というルールを持ち込むことで、今までの取り調べの技法は、「録音された取り調べ」という、別の技法に変わって、また落ち着く。あとは両者を比べて、どちらがより望ましいのか、という問題であって
  • 15:40  このへんはこう、空手と柔道どちらが強いのか?という議論にも似て、「ルール次第で変わる」という以上の正解はないのかもしれない。柔道の金メダリストだって、フェンシングのリングにいきなり上がってフェンシングルールで戦わされたら、実力なんて出せないだろうし
  • 15:43  @myu65_laurant そういう考えかたは、やっぱり心理学方面にもあるのですね。。  [in reply to myu65_laurant]
  • 15:43  @blindwalk 結局「流派」みたいなのが整理されちゃうんでしょうね。。  [in reply to blindwalk]
  • 15:45  いずれにしても、ルールの変化をまたげる名人というのは少ないんだろうと思う。無録音時代の落としの達人が、録音時代になったら力を失うような。でもそれをみて「だから警察は」ではなくて、たぶん録音時代の達人という人がきっと出ては来る
  • 15:49  米国の「フリーズ!」と怒鳴る警察官というのは、あれは録音時代の産物というか、裁判になってみないとどちらが悪者認定されるのか分からない国の適応なんだろうと思う。「止まれ」は、とても中立な言葉
  • 15:50  そういう意味では、日本の警察は、たぶん善悪ルールで動いていて、病院は時々、どうしようもなく暴れる人が運ばれてきて、救急隊でも手に負えなくなると警察を呼ぶけれど、下手すると呼ばれた側はすごく理不尽だと思ってる。自分たちは動いてるし
  • 15:51  ああいうのもこう、とことん公平にやろうと思ったら、まずは警察が入ったら、その空間は止まる、というルールを徹底して、医師も患者さんも、みんな腕を頭に組んで床に伏せるところからはじめたほうが正しいんだと思う。個人的にはそれでもいいと思ってる。怖いときは伏せた方がまだまし
  • 15:55  中立であるということは、「単なるルールになる」ことと同義なんだと思う。録音機がそうであるように。ルールである警察は、とりあえず状況を止めて、お互いの勢いや気迫を殺して、両者の言い分を聞いて記録して、警察のルールで暫定的な方針を提供する
  • 15:56  警察という組織が「そういうものだ」と規定されれば、警察をそこに呼ぶことにも、メリットとデメリットが発生する。正義が要請されて警察が呼ばれるのでなく、「そこに警察というルールを導入することにメリットがあるのかどうか」が問われることになる
  • 15:58  警察ルールの中で「悪くない人」にはそれで困らないだろうし、警察の中の人も、これだけ叩かれた昨今、そのほうが負担が減るような気がする。医療がみんな、ガイドラインの枠内に収まったように
  • 16:01  ラリーニーブンの「ウォーロック」って、発想が西洋的だなと思う。戦闘状態にある両者を、とりあえず固めてしまうわけだから。日本の神様や魔法使いは、どちらかに荷担して勝たせてしまうような気がする
  • 16:02  あるいは戦場もろとも皆殺し、というのが、神様というか、超越した力のありかたで、「とりあえず止める」というありかたは、フィクション独特というか、人間ならではの発想なのだと思う。自然現象の延長に、「止める」はあんまり出てこない
  • 16:05  アロンアルファの昔のCM、オフロードバイクがウィリーのまま壁に当たって、前輪が接着されて止まる、というのがあった。同じ状況を再現して、今度は前輪は実は壁にくっついていなくて、接着されたのは後輪で、ウィリーのまま固まったというCMを打って、接着力の改良をアピールしてほしい
  • 16:10  @m_um_u 「道具やルールに戻る覚悟」みたいなのが必要なのかもですね。。  [in reply to m_um_u]
  • 16:14  @m_um_u 出もこう「私たちは単なる道具」という精神だと、今度は「間違ったら死ぬ」という鉄火場に自ら突っ込んでいく、あの気合いというものが生まれてこないから、難しいのでしょうけれど  [in reply to m_um_u]
  • 16:17  本日をもって貴様らは研修医を卒業する/本日から貴様らは医局員である/兄弟の絆に結ばれる/貴様らのくたばるその日までどこにいようと医局員兄弟だ/多くは臨床現場へ向かう/ある者は二度と戻らない
  • 16:18  だが肝に銘じておけ / 内科医は死ぬ / 死ぬために我々は存在する / だが医局は永遠である / つまり―――貴様らも永遠である! 昔の研修医マニュアルの1ページ目にはこれ書いてたんだけれど、評判悪かった
  • 16:19  @m_um_u 警察の中の人も、部署が変わると背負う文化が全然違ってくるのでしょうね。。  [in reply to m_um_u]
  • 21:08  @dankogai みんな動くな、お前には弁護士を呼ぶ権利があるという決まり文句は、あれは実によく考えられてますよね  [in reply to dankogai]
  • 21:33  @dankogai 「みんな動くな」というあれは、保安官と犯人、被害者の全ての立場が銃を持っている国の、必然的な落としどころなのかも。水戸黄門なんて、印籠で状況を凍結できるんだから。。  [in reply to dankogai]
  • 21:35  @kuratan 大昔、「ヤクうっちゃうぞ」と日記に書いて炎上した女医さんがニュースになってましたね。。あのあたりから風向きが変わったというか、そういう空気が当たり前になったような  [in reply to kuratan]
  • 21:40  「面白い」は間違いなく作者のものだけれど、「売れる」と「面白い」との間には開きがあって、両立できる人は決して多くない
  • 21:41  「売れる」を知っている人が、「面白い」を持っている人にそれを教えることで、ある「面白い」が「売れて面白い」に化けるんだけれど、その変遷というのは、オリジナルを知る人にとっては、必ずしも楽しいものではないのだと思う
  • 21:43  「みんな」の重心というか、集団になった人、「売れる」という現象を引き起こすにはどこを狙えばいいのか、それを確実に読める人は億万長者になっているだろうけれど
  • 21:46  結局こう、「面白い」と「売れる」の橋を渡るときの違和感みたいなのを極力抑えてくれるのは、お互いの帯域幅なんだと思う。今作っている原稿にしたって、もう200回以上校正かけてもらってる。終わる頃には確実に300回越える
  • 21:54  @kaerusanu 「崩す」という感覚は近いような。。プロダクトって、粘土みたいに変形しなくて、固めに作ったゼリーみたいに、ぐっと力入れると、どこかがぐしゃっと行くような  [in reply to kaerusanu]
  • 22:05  @kaerusanu そのへんはこう、迎合することでもっと売れる経験をした人もいれば、突っぱねるとこですばらしいプロダクトを手にした経験を持つ人もいて、経験を共有するのが難しそう。。  [in reply to kaerusanu]
  • 22:08  規制って、一つ作るとどうしたって一人歩きする。それを運用する側は大喜び、なんてことは絶対になくて、昨日まで白だった何かと対峙して、今日から「黒かもしれない」と、もっと上の方に居るであろう、やんごとなき誰かの意志に配慮しないといけない
  • 22:09  じゃあそいつに決めさせようなんて「上」を探してみたら、配慮していた誰かは、実は居なかったなんてしょっちゅうで、規制や規則が増えるごとに、結果として現場は窒息していく

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