Sun, Jan 09

  • 00:02  こう、内科がマネージャーとしての役どころを演じる一方で、精神科がしばしば父親を演じざるを得ないというのがおもしろいなと思う。それが目的なのか、敗北なのか、状況ごとに正解は異なるのだろうけれど
  • 00:26  @twit_shirokuma こう、関係をなるべく回避しようと考える科と、関係それ自体を手段として使っていく科との違いみたいな  [in reply to twit_shirokuma]
  • 21:28  チームで体験を共有して、それをデザインに反映させるという手続きを、最近の国産Android 携帯の開発秘話みたいなのを聞いていると、そういうのをやっていないんじゃないかと思う。モックアップを作って、みんながそれを持ち歩いて、問題点を洗ったり、「魂」みたいなのを込める工程
  • 21:30  palm の時代、ソニーのクリエのほうが、中身の機能にしても、筐体の精密さにしても、常に競合を圧倒的に引き離していたはずなのに、実際に手にとって使いやすかったのは、やっぱり palm のほうだった
  • 21:31  palm のデザインはどこか詰めが甘いというか、エッジは切れてないし、筐体の作りも甘くて、キーボードの作りなんかもいいかげんだったのに、それでもやっぱり使いやすかった。持って違和感がないというか、手にとっても、両手でキーボードをプチプチ押しても、あるべき場所にボタンがあった
  • 21:33  あのときはこう、palm がこれだけ使いやすいんだから、いわんやソニーにおいておや、と期待させるような、そういう希望がclie のデザインにはあった。「いかにも」感というか。エッジが鋭くて、いかにも精密で、これは絶対に使いやすいに違いない、という何か
  • 21:34  で、キーボード付きのビジネスclie は、画面も大きくて、ステンレスのカバーが付いてかっこいいのに、肝腎のカバーは中途半端な開き方をして、ボタンは押しにくかった。両手でもって、どうも「ここ」という位置からは遠い場所にキーボードがあって、駄目だった
  • 21:35  後年でた、palm というよりもザウルスに近いデザインのclie は、もっと期待が持てた。金属筐体は本当に使いやすそうだったし、ボタンも大きくて、キーボードはよくできてた。あのキーボードは本当に精密に作られていて、独特の波形キーは、人間工学っぽく見えて、うらやましかった
  • 21:36  で、期待して、実物手にとって、あれだけ使いやすそうに見えたキーボードが、なぜか押しにくかった。ボタンも大きくてしっかりしてるのに、しっかりしすぎて、逆に駄目だった。Tungusten|c のキーボードなんて、おもちゃもいいところなのに、あれすごく使いやすかった
  • 21:37  @ToruMasala 今のソニーはこう、「見せる」デザインすら、できていないような気がするのです。。  [in reply to ToruMasala]
  • 21:37  @Downspade 後年ほど、どこか迷走というか、いろいろ自由なデザインになったのに、どれもやっぱり今ひとつでしたね。。  [in reply to Downspade]
  • 21:39  中身ならクリエだったし、精密さもクリエ、デザインの多様性という点でもクリエだったし、ぱっと見た目の魅力もクリエの勝ちだった。でも実際に使って便利だったのはpalm 。単なる挑戦では不足で、資本を突っ込んでも、やっぱりまだ足りなかった
  • 21:40  足りなかった何かとは、詰まるところはエンジニアの思い入れというか、ユーザーにこうした体験をしてほしいという願望が、デザインを通じて反映されていなかった、ということなのだと思う。ソニーのエンジニアも、デザイナーも、恐らくはベストを尽くしていて、実際勝ってたのに、勝負には負けた
  • 21:42  部分で勝って、恐らくは両方とも本家palm には圧勝していて、でも「負け」たのは、ガバナンスの不在であって、たくさん発売された、多様で精密な当時のクリエに、開発にゴーサインを出した上の人は、実のところそんなに興味を持っていなかったんじゃないかと思う
  • 21:45  「使いやすいデザインを目指しました」って、地雷ワードだと思う。「こういう状況で」という前提のない、漠然とした良さというものは、プランの不在を意味しているわけだから。「何も考えずに作りました。iPhone劣化コピーだけれど利幅おいしいです」といってるのと変わらない
  • 21:47  @Shingi VAIO505 は、あれはものすごくいいデザインでしたよね。。。あれ見たとき、素晴らしかったからこそ、「意地でもこれは使ってたまるか」なんて、ThinkPadを買ったのです。。  [in reply to Shingi]
  • 21:49  「昔のソニー」というのは、自分にとってはピュアオーディオ時代の、PC 以前のソニー製品になってしまうけれど、ユーザーに対してすごく傲慢というか、「どうだすごいだろ。欲しけりゃ売ってやるよ」的な、ああいうのがあこがれだった。高くて壊れやすくて、でも思想は尖っていた
  • 21:51  逆説的だけれど、ものを作って売る人が「お客様のことを考えて」とか言い出したら、それはもう、攻めてるんじゃなくて撤退をしているのだと思う。前線こそ、不利な状況を戦っているけれど、司令部はもう別のこと考えてる
  • 22:00  . @kuins @HENRI201X 今のエンジニアの人たちは、こう、消費者に「自慢してやりたい」ものを作っているのかな?と。。
  • 22:10  こう、「最後の傑作」みたいなのは、往々にして撤収の際に生まれる。上層部はもう興味を失って、補給線はとっくに切れて、残された前線部隊が、乏しい兵站中で本当に作りたかったものを作る。そのプロダクトは素晴らしいんだけれど、方針は覆らず、前線は壊滅する
  • 22:16  @ozero 紹介していただいたリンク先を読むと、なんかこう、orz という気分になりますね。。  [in reply to ozero]
  • 22:16  @moeji それはたしかに。。  [in reply to moeji]
  • 22:17  @gureneco 最後の傑作って、響きが悲劇だからすごく盛り上がるんだけれど、あれぐらい不幸なプロダクトもないですよね。  [in reply to gureneco]
  • 22:20  なんというか、「どうだすごいだろう」なんて、悔しくなるぐらいにかっこよくて素晴らしいプロダクトが作られて、人気の出る横で、あえてダサくて野暮ったい2番手製品を使うのが好き。トップランナーがそもそもいない、今の状況はいずれにしても寂しい
  • 22:23  中高年の若作りに特化した、トヨタのFT86 なんかにしても、あんなお客様本位の紹介じゃなくて、トヨタの社長自ら、「性能よすぎて、爺ぃにゃ無理だね。俺余裕だけど」ぐらいのことを、上から目線でふてぶてしくやって欲しかった。
  • 22:26  @deathcape 「モノだけで凄さが出せる時代」の終わりというのは、個人的にはすごく寂しかったり。。  [in reply to deathcape]
  • 22:27  @ScottVoid 今はもう、峠道で憎いあん畜生をぶっちぎる、という価値自体が古典ですもんね。。。  [in reply to ScottVoid]
  • 23:04  @SiTube なんか湾岸ポエムみたいなゲーム。。。  [in reply to SiTube]
  • 23:49  電源が入った瞬間に、カーナビが「Standby,Ready」と返したり、オートマをスポーツモードにしたら「Shooting mode」と返ってきたりしたら、やる気出ると思う

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