Wed, Jan 19

  • 15:03  それが船であっても組織であっても、先進部というものは尖っている必要があるのだと思う。ピラミッド型というのは要するに、上に上がるに連れて、人がどんどん減っていく形だけれど、先端部分はあの形でないと、やはりなんだか上手くない
  • 15:04  人口ピラミッドが釣り鐘型に、いよいよ長方形に近い形へと変わっていって、その時に「主役」になっているのは、やはり若い世代ではなく、ピラミッドを作っている人たちでないといけない。下手すると70代
  • 15:06  高齢者によって統治された社会なんて、若い世代にとっては息苦しい地獄だけれど、裏を返すと、尖った先端部分でしか、生産的な何かを作れないのだから、本来はこう、今「若い世代」なんて呼ばれている人たちは、先端部分の庇護下でないとおかしい
  • 15:07  ピラミッドの先端部分の人たちが、若い人の庇護を求めて「もっと年金を」みたいな状態になるのは、どこか違う。じゃあどうすればいいのか、もとのピラミッド型に戻す、というのは、どこかを削る必要があって、それは無理なんだけれど
  • 16:22  @lucifer_af ブランディングの原則「誰を敵にするのかをまず考える」に、通じる考えかたですね。。  [in reply to lucifer_af]
  • 16:24  そういう意味で、年寄りから嫌われるブランドというものは、世の中にたくさんある。で、そういう若者向けのものは、嫌われつつ、年取った人もけっこう買う。年寄りにむけたものは、薄味というか万人向けで、若い人はスルーするだけで、別に嫌わない。
  • 16:24  お金持ってそうな年寄りにフックする製品は、若者から積極的に嫌われ、敵対されつつ、どこかそれを身につけたくなるようなものにしないといけない。
  • 16:26  大昔のペプシは、「ペプシ世代」を若者であると定義して、高齢世代の反感を買いつつ、シェアを伸ばした。バーガーキングだったか、お子様お断りを明確に打ち出して、結果として大人に受けて、大人になりたい若者にも受けた。
  • 16:27  お子様お断りをもう少し進めて、若い人お断りを打ち出しつつ、若い人もちょっとあこがれる、というのは、昔ながらの料理屋さんなんかはそういう商売なんだろうけれど
  • 16:28  一時期たしか、これからの高齢者はトライクだ、なんて仕掛けられたことがあって、実際に道路を3輪バイクで走っている年配の人を見かけたことがあるけれど、あれ寒そうだった。筋骨隆々とした人でないと今ひとつにあわないし、田舎の吹きさらしは本当に寒いから
  • 16:30  大学部活動の遠征中、学生の車がランチアラリー037にぶち抜かれて、休憩所で追いついてみたら、白髪の老夫婦だった、なんてことがあった。あれはうらやましかったけれど、ランチアラリー037は別に敵じゃない。
  • 16:32  いわゆる「高齢者向け」の商品、高齢者というか、福祉方面を狙ったような商品というのは、若い人からも、高齢の人からも、なんとなく嫌われてるような気がする。そういうのに頼ったらもう高齢者、みたいなイメージがあって。あれはブランドのイメージが今ひとつ
  • 16:34  そういう何かを探そうと思ったら、「若者から嫌われていて、しかもそれでもかっこいい高齢者」を探す必要があるんだろうけれど、今だと誰なんだろう?かっこいい高齢者はたくさんいるけれど、別に若者から嫌われてない。それだとこう、高齢者向けのブランドとしては参考にならない
  • 16:35  @lucifer_af それはたしかに。。。でもこう、どこかからの支持を勝ち取ろうと考えたときに、まずは「誰から嫌われるのか」から入るのは、案外上手なやりかた何じゃないのかなと  [in reply to lucifer_af]
  • 16:35  「若者からも高齢者からも支持される人」というのは、単純に「素晴らしい人」なのであって、それだとこう、すごい人とそうでない人とがいる、という以上の発見がない。
  • 16:36  誰かと敵対しつつ、誰かからの支持を集める人を観察すると、その人が持っている刃物というか、両者を分ける何かがどこかにあって、それに学ぶと、もしかしたら商売になる
  • 16:37  高齢者から蛇蝎のごとくに嫌われつつ、若者からは支持を集める若者というのはたくさんいて、そういう人たちの身なりや振る舞いは、そのままファッションとして商売の種を生む。その逆は、まだ未開拓なんじゃないかと思う
  • 16:39  うたごえ喫茶の復活とか、ああいう懐古趣味的なのはちょっと違う。若い世代があれ見ても、通り過ぎるだけで反応しない。それだと今度は、高齢の人も、懐古を身につける意味がない。どこかで敵味方を割るだけの力を持たないブランドは、一定以上の支持を勝ち取れない
  • 16:42  「えらそうに語る高齢者」って、若い人からは嫌われる。で、えらそうに語りたい高齢者は、たぶん多い。実は語ってみたい若者も、きっと多い。「語り」の指南と機会の提供は、面白そう。
  • 16:53  今の政治家が誰かを叩いて、それがどこか嘘くさく聞こえるのは、何というか、「みんなの意思」みたいなものを仮想して、叩くだけで、社会を敵味方に分けないからなんだと思う。公務員叩きにしても、起業家叩きにしても、叩くだけで、自分は誰の敵であって、誰の味方なのかを定義しない
  • 16:55  田中角栄なんかは、良くも悪くも地元の代表者であって、あの人にとっての味方は地方であって、敵というか、お金を持ってくる先は都市部だった。味方を定義するから、敵をたたく大義が生まれた
  • 16:56  あのあたりを、「私は皆さん全員の味方です」みたいに、明確な味方を「これ」と定義しないで漠然と叩くやりかたは、どうしたって空虚になる。明確に敵と定義される誰かがいない代わり、その人の味方も、また生まれない
  • 16:57  @sinwxyz あのあたりもこう、高齢者向けのおむつカバーであって、ある世代に必要ではあるけれど、若い人は通り過ぎてしまうように思うのです。。  [in reply to sinwxyz]
  • 16:58  政治家の人たちに、「あなたは誰の味方ですか?」と尋ねれば、たぶん10人が10人、「国民の味方です」と答える。逆に「あなたは誰の敵ですか?」という質問に、はっきり答えられる人はそんなにいないような気がする。
  • 16:59  「俺は○○の敵だ」とはっきり公言しつつ、当の○○の中の人もまた、歯ぎしりしつつその人を支持する、そんな状況というか、敵味方の切断面が大事なんだと思う。小泉政治だろ、といわれればたぶんそう。
  • 17:07  @ugan95 「敵との信頼関係」はとても大切そう。。。だからこそ、「俺の敵はこいつらだ」を、明確に打ち出せない人は、結局誰からも信頼を得られないのかも  [in reply to ugan95]
  • 17:22  @salutmim 誤解が、面白いのでは。。。  [in reply to salutmim]
  • 19:01  http://bit.ly/fupDMk 嫌われる相手のことを考える
  • 21:13  http://bit.ly/hKzJDl 例によってTopGear 。運輸大臣が出演した回のインタビュー。大臣も、インタビュワーも、全く怒鳴らないのにすごく面白い。どうしてこれを日本に輸入すると、無惨な怒鳴りあいになるんだろう?
  • 21:15  なんというか、子供の喧嘩みたいなお笑い要素と、ある程度固い政治のお話とを両立させるのは、お互いが数字の読みかたを理解しているのなら、十分に可能なんだと思う。数字を出されて怒鳴ることでしか返せないのは、要する数字が読めていないわけで
  • 21:17  ジェレミークラークソンのインタビューは本当に上手。相手を誉めるのでなく、自分が負けてみせることで、結果として相手を立ててそれを笑いにしている
  • 21:35  自分たちの業界で、高齢者に好かれつつ、若い人たちの反感を買う仕事はと考えると、やはりプライベートドクターみたいなものなんだろうか。。個人的な相談を受けるだけのことを、じゃあ仕事として、商売として成り立つのかどうかはともかく
  • 21:36  300万円の健康診断コースに毎年お金を当いる人もいて、検診専門の病院が、曲がりなりにも商業ベースで回せるわけだから、たぶんパイはある。セカンドオピニオン外来みたいなのではなく、それ専業としてやっている人も、きっといる、はず。たぶん。
  • 21:38  でも臨床畑で有名な医師だとか、あるいは大学の高名な先生がたとか、基本的に恐ろしく忙しいから、個人的な相談を有償で引き受ける場面とか、ちょっと想像できない。テレビに時々出る血管外科の先生とか、朝8時から夜中の4時ぐらいまで外来やってるし。よく倒れないなと思う
  • 21:40  普通の診療と、相談だけのプライベートドクターと、じゃあ何が違うのかと言えば「嫌われること」であって、普通の診療は単なるインフラ、どれだけものすごい医師がやってもそれはインフラであって、嫉妬の対象にならない。
  • 21:41  「プライベートドクターを持っている人」というのは、それがどんな医師がやっていようが、持っていない人に比べれば「持っている人」であって、その「持っている感」が、誰かから「うらやましい」という感情を引っ張れれば、その「持っていること」は、商売になる
  • 21:46  個人的な相談を商売種にするなら、これは何というか、「上客」をつかまえないと失敗する。それこそ「ゆかし」だの、フェイスブックの系統の何かで、近い将来自分たちが「営業活動」を行う日も来るんだろう
  • 21:48  でももうとっくにはじめている人いると思うんだけれど、どうなんだろう?そういう人が表に出てきていいことは何一つ無いから、出てこないだけなんだろうか?
  • 21:50  顧問弁護士風に、各種相談と、過去カルテの整理と維持管理、どこかを受診するときの紹介状作成、症状説明を行う際の同伴がオプションで、あとは写真読影の取り継ぎぐらいだろうか。。
  • 21:51  @twit_shirokuma たしかにたしかに。。。そういう意味では、都内で開業している人たちは、半分ぐらいプライベートドクターの領域に足を入れてるのかもですね。。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 21:54  @twit_shirokuma ああいうのって営業命だから、どうしたって魔界に入っちゃう人も多いでしょうし。。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 21:56  @REVI たしか起業している人たちは、自身の健康に年間いくら、とか、控除があるはずだから、きっとこの部分でご飯食べてる同業者もいるんだろうな、と。。  [in reply to REVI]
  • 22:04  @twit_shirokuma こう、医師免許を持った執事みたいな立ち位置を狙う、という道が、まだ未開拓な場としてあるんじゃないかと思うのです。。恐ろしく小さなパイにせよ。  [in reply to twit_shirokuma]
  • 22:13  @twit_shirokuma産業医」はインフラだから、またそれとは別のニーズがありそう。。で、art 要素をいくら磨いても、今の保険だと意味ないから、そういう意味で、自費診療方面に活路を見出す同業者は、きっといるのだろうなと  [in reply to twit_shirokuma]
  • 22:16  家庭医のような仕事にしてから、家庭医が本来の能力を発揮すればするほどに、時間はかかって売り上げは落ちる。「検査してくれ」と来る患者さんからは、頑固で愛想のない医者に見られる。保険診療だと、頑張るメリットが出てこない
  • 22:18  @clala_garden 小学生だった頃、塾通いの一時期、ランチジャー使ってましたね。。あれ重かった。もう30年近く昔。  [in reply to clala_garden]

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