Thu, Jan 20

  • 00:06  @clala_garden ありがとうございます。。。  [in reply to clala_garden]
  • 17:18  「こんな若手が?」と驚くような人たちから開業の挨拶手紙が回ってきてびっくりなどする。今さらだけれど、どんどん人がいなくなる。卒業してからもうずいぶんだけれど、正直な話、その場の最年少でいなかった期間のほうがよっぽど短い
  • 17:19  「眠らないと体を壊す」という、ごくごく当たり前のことを、今さらながらにちょっとずつ理解しつつある。昔はこういうのは「慣れていく」と思ってたんだけれど、無理だった。
  • 17:20  で、つまるところは「救急外来」というものを維持していくことが、問題の半分ぐらいを占めている気がする。救急があるから、自分たちよりも、外来ナースの人たちがきつい。外来がきついから人が居着かないし、慢性的な人不足は、仕事を続けられない
  • 17:21  結局人手が充足しないから、救急はいつも綱渡りで、結果として、自分で自分の首を絞める。こういうのは、「もう逃げられない」と腹をくくればいけるのかもだけれど、なまじ「受けなくたっていいんだよ」というエクスキューズがあるだけに、よけいに
  • 17:22  うちぐらいの小さな規模の施設が、どうして救急を、じゃあ維持しているのかと言えば、これはもう「惰性」としか表現できない。やる気とか気概とは少し違う。今さら昔ながらの生活サイクルを変えられないというか。そういうのがそもそも無い世代は、だから最初からこんな場所に来ないし
  • 17:23  開業という選択をした若い人たちが、じゃあみんながみんな、起業家精神に富んだ山っ気たっぷりの人間かと言えば、やっぱりそんなことはない気がする。何年か会ってないから、何があったのかは分からないにせよ
  • 17:24  結局こう、何かが見えたんだろうとは思う。「この先行き止まり」みたいな標識は、もう3年ぐらい前から見えてるんだけれど。そういうのが見えちゃって、舵切る選択肢が「開業」しかないというのが、それはそれでこの業界の問題
  • 17:31  研修医の頃は、「この病院は救急で忙しいと聞いたから」というのが、就職の理由になった人がけっこういた。腕見せられるから。又聞きだけれど、今は逆に、当直あり、救急外来あり、という施設の求人には人気無いんだと
  • 17:32  このあたりは責任の過渡期というか、今50歳ぐらいの人たちを境にして、「頑張れば患者さんはきっと分かってくれる」という前提と、「いくら頑張っても絶対に分かってもらえない人がいる」という前提とがねじれてる。溝は深くて、そもそも会話が成り立たない印象
  • 17:35  だからこう、「求人を増やすために、もっと救急のことを強調しよう」なんて発想が、上の人たちから時々出てきてびっくりする。マスを向いてないというか、昔マスだった人たちは、今はもう絶滅危惧種になっているのが見えてないというか
  • 17:45  救急って、「問題の大部分は、重症でなくむしろ元気な人から生み出される」こと、「大部分の軽症患者さんに混じって、恐ろしく重たい患者さんが歩いてきたりする」ことと、矛盾する状況を、現場の人間力で何とかしろ、という場所だから、何というか、問題設定が最初から間違ってはいる
  • 20:17  今までにせいぜい50回ぐらいしか顔を合わせていないような患者さんのカルテをひっくり返すと、自分の外来に、もう4年も前から通っていたりしてびっくりする。
  • 20:19  毎日同じような格好をして、同じような話を外来で繰り返して、こちらにしてみればもう4年間ずっとなのに、個人、個人の患者さんにしてみればせいぜい50回でしかない。自分自身、「医師」としての時間は恐ろしく長いけれど、「主治医」としての時間はすごく短い
  • 20:20  RT @513MHz: 東国原知事退任に思うのは、当事者と外野では時間の感覚が異なるってこと。毎日が知事だった本人は「もう4年」とうんざりするほど濃密に感じてるし、ニュースで接するだけの外野は「まだ4年」くらいにしか思えない。
  • 20:21  このあたりの時間がずれている感覚というのは、働いていて、疲労感だとか、トラブルの原因になっていそうな気がする。
  • 20:23  年末に、年末年始は混むからと、薬を長めに出した患者さんがぽつぽつ外来に戻ってくる。新年の挨拶をして、「この間は」なんて、ちょっとした昔話になると、「この間」が平気で5年前とかになる。月に1回ぐらいしか顔を合わせない人間同士の時間軸ってそういうものなんだと思う

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