Sat, Apr 02
- 16:34 ある状況に対して、何が分かっていないのかを知っている人は本当の専門家なのだと思う。足りないものが分かっていると言うことは、裏を返せば全体が見えているわけで
- 16:39 「この疾患に生じる症状」を詳しく語れる人はけっこう多い。で、「この症状を生じうる疾患」を全部言える人はそんなに多くなくて、リストを重要な順にソートして、それを見つけるのに必要な情報を言える人はさらに少ない。
- 16:42 医療の「診断学」というものは、人体はどれだけ大きくても人の大きさを超えることが無くて、どれだけ多くても、疾患の数は有限だ、というところを根っこに成り立っている。災害対応だと、そもそもこのあたりの根っこが極めて怪しいから、診断学のような考えかたは成り立たないのかもしれない
- 16:44 「風邪とは空気の流れである」という知識が欠如している人がいたとして、その人が草原に風が吹いているのを見たら、どう解釈するんだろう?草木が秩序だって動いているように思うものなんだろうか?
- 16:45 知識を持つことで、現象が解釈できる。たとえ実体を持って目に見えないものでも、現象から存在を演繹することができるようになる
- 16:47 @twit_shirokuma 診断というものは、本来は無限の多様性を持っている何かを、強引に有限にカテゴライズするところに根っこがあるのかな、と最近思うのです。前作ったマニュアル本は、その辺相当に強引にやった結果として、あの程度の厚さですんじゃいましたし [in reply to twit_shirokuma]
- 16:50 @rinnou アインシュタインの伝記なんかは、エーテルのお話から入るの多いですよね。。 [in reply to rinnou]
- 16:57 @twit_shirokuma 内科だとこう、物事が暫定的に解決すれば、それで「間に合う」ことが多いから、余計にかもですね。。 [in reply to twit_shirokuma]
- 16:58 @Ulrika1120 放射線がらみのことなんて、現場では経験もなければ、患者さん診たことある人間だってほとんどいないですもんね。。 [in reply to Ulrika1120]
- 16:59 @rinnou 子供向けの伝記だと、アインシュタイン出現以前までは、矛盾だらけのエーテル学説を誰もが信じていたことになっているけれど、実際にはあれよりましな説明が、当時誰も思いつけなかった、というあたりなのでしょうね。。 [in reply to rinnou]
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