Thu, Jun 09
- 13:04 国家で起立の話とか、やっぱり違和感がある。学校というのはおおむね正しいこと、あるいはそう振る舞っていれば漠然とお得なやりかたを教える場所であって、その人の表現を押しつける場所じゃないと思うから。
- 13:05 うちの高校は、朝夕必ず国旗掲揚、その間生徒は全員直立不動、守らなかったらしかられるようなねじ曲がった価値を押しつけてたけれど、「あれ馬鹿だよな」なんて、先生がたも普通にしゃべっていたし、そのくせその人が、自分たちが国旗無視して歩いていると、頭叩きに来た
- 13:07 それでもそれを理不尽と感じなかったのは、こう、理想を捨てずに妥協しなさいよ、という振る舞いかたに対する信頼みたいな物が、最低限お互いにあったからで、直立不動しようが、無視して歩こうが、叩かれるのは振る舞いであって、性根じゃないんだ、というところはお互い理解していた気がする
- 13:08 生徒に起立を呼びかける先生にしても、逆に立つなと教える先生も、そのへんどうなのかなと思う。そうした振る舞いが、生徒に「考えようよ」というメッセージを送るのならばいいけれど、「従おうよ」というメッセージを送る先生は、どちらの側であっても害悪でしかない
- 13:12 「これがうちの校風」なんて、どれだけゆがんだ価値を押しつけても、「俺はこれが好きだけれど、お前がそれを好きになるのかどうかは任せる」という線引きがあるのなら、それでいいのだと思う。それが自由であれゴチゴチの保守であれ。他人にとって望ましい形と、その人にとって好ましい中身と
- 13:17 「俺はこう考えているよ。すげぇだろ」でいいんだと思う。従うのかどうかは各自に任せて。その考えが十分にかっこいいものならばついてくるだろうし、そうでないなら見捨てられるだろうし。見せつけるのと従わせるのとは違う。前者は娯楽だけれど後者は犯罪だと思う。
- 13:25 @hiyatoiankou 人それぞれ、としか。。。自分はそう習ったので。 [in reply to hiyatoiankou]
- 13:36 @shouske こう、何かを期待しないで、お手本を示す、というのが正解なんだろうなと。「これが正しい。従え。それが成長だ」は、やっぱり違うというか [in reply to shouske]
- 15:06 普段は気がつかなかったけれど、マイクの位置が変わるからなのか、記者会見を記者ごと映した映像だと、PCのキーボードをカチャカチャやる音がものすごく大きく聞こえる。あの場にメカニカルキーボードとか持ち込んだら大変なことになりそう
- 15:58 リスクコミュニケーションとか、言葉としてはよく聞くけれど、マニュアルとして「行使なさい」と書かれている本はあるものなんだろうか?広告から心理学、下手すると経済学までカバーしないといけないから、一般原則作るの難しそう
- 16:00 大昔、国際ジャーナリストだった落合信彦のルポルタージュをたくさん読んだ。20世紀最後の真実だったか、ほんの一行、「60年安保闘争はCIAの依頼を受けたプロのアジテーターが引き起こした」という記載があって、アジテーターがなんなのかも分からないまま、そうなりたいものだと思った
- 16:01 アジテーターの教科書なんてどこにも売っていなかったし、そもそもアジテーターが日本語でどういう言葉になるのかすら知らなかった。だいたいがあの頃小学生だったし、「扇動」なんて漢字知らなかった。ただただ「アジテーター」という言葉で表現された仕事がかっこよく見えた
- 16:02 けっこうそういう興味はしつこくて、中高大学超えて今に至るまで、ずっとその方面の興味が続いて、まとめて本にしたりしたけれど、やっぱり「アジテーターの教科書」はどこにもなかった。
- 16:05 @gnsi_ismr なんというか、部分の専門家は大勢いても、全体見渡して分かってる人は、実はほとんどいないんじゃないかと思うのです。 [in reply to gnsi_ismr]
- 16:06 アジテーションとリスクコミュニケーションとは全く異なるけれど、方法論として重なる部分もたぶんあって、両方とも、「これ」というマニュアルが本として存在しないのは一緒なんじゃないかと思う。
- 16:10 今思い返せば、自分が求めていたアジテーターというのは、国際ジャーナリストが「かくあるべき」と夢想した存在だったわけだから、どだいそんなの追っかけるのは無理だったんだけれど。あの頃はまだ南極の地下にはナチスのUFO基地があると信じてたし
- 16:30 @fenneggie たしかに。。。特に私学はそういうところかもですね。 [in reply to fenneggie]
- 16:31 君が代のジャンヌダルク先生は、定年後はぜひとも発言小町と悪魔合体してほしい。
- 16:33 @wkamimur 落合信彦は、あれを楽しまないで笑い飛ばすのは、すごくもったいないなと思うのです。どっぷりつかって卒業するのに、あれぐらい面白い冒険物語もないですし。 [in reply to wkamimur]
- 16:36 トムソーヤの冒険とかハックルベリーフィンの物語を、作り話だからくだらない、と笑い飛ばす人は少ない。冒険物語にわくわくするのが子供のたしなみなら、ミシシッピー川のない国でわくわくしようと思ったら、落合信彦はけっこういい線行っている気がするのだけれど
- 17:51 @kaga_bleed お買い上げありがとうございます。。。 [in reply to kaga_bleed]
- 19:36 http://srcr.jp/ 有名なサイトなんだろうけれど、初見で感心した。ある個人の生活に、道具がとことんまで特化することで、魅力と汎用性とを獲得する過程が。こういうのいいなと思うのだけれど、プロダクトの価格見て2度びっくり。
- 19:37 お話の流れからして高価になるのは見えてるし、価格にしても、決して個人に手が出ないものでは無いけれど、手帳にしても、カバンにしても、3m 離れれば見た目同じようなものが、たとえば田舎のホームセンターだと1000円で買える。
- 19:38 そもそもシステム手帳がブームになったとき、文具店でファイ路傅真の手帳を買うと、普通に2万円近い値札を見たから、たとえば文具王手帳の値付けは全然高くないんだけれど、「スーパー手帳の仕事術」からたかだか10年ちょっとで、感覚はずいぶん変わった
- 19:39 あの頃は逆に、手帳にしてもリフィルにしても、子供が手を出すには高価に過ぎて、全部自作してたけれど、そういうのに手が出る今になると、今度はこう、基本機能だけなら1000円、そこにちょっとした満足とかこだわりのせるといきなり2万円。
- 19:40 基本機能部分の価格が最初から高ければ、こだわり載っけてこの価格はお値打ちに思えるのに、基本機能部分が信じられないぐらいに安価になった昨今は、どうしても「我慢すればいいや」になってしまう。どっちが豊かだったんだろう
- 19:42 @sunako_k 分野わけすると医学書ですもんね。。 [in reply to sunako_k]
- 23:16 @hirotaryo たしかにこう、8割ぐらいの満足度からもう1割上げようとすると、1割ごとに価格が一桁違ってきますよね。。 [in reply to hirotaryo]
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