Wed, Jun 29

  • 14:21  風力発電なんかもコンテスト形式で、鳥人間コンテストみたいなやりかたで、いろんな発想を導入できると面白い。あるエリアを指定して、1週間なら1週間に期間を区切って、総発電量で優劣を競う。大きさのみ指定、形式自由で
  • 14:23  地上数階建て規模の風車になると、さすがに個人で作るのは無理だろうけれど、地上数メートル規模のものなら、大学のサークルとか、研究室のレベルで手が届くんじゃないかと思う。鳥コンも5年ぐらいで一つの形式に収斂したから、何が一番優れているのか、解答にたどり着く期間を節約できる
  • 14:24  学術論文は、何らかの成果を結果として残さないと次がないから、そういう意味で失敗が許されない。案外窮屈というか、そもそもどの形式がよさげなのか、そういうざっくりと大きな問題を解決するためのやりかたとしては、たぶん効率が悪い
  • 14:25  コンテスト形式を、学生サークルにやらせる、大学は当然肩入れするにしても、プライベーターにメーカーのワークスチームが肩入れするようなやりかたは、敗北のダメージを減らせるから、アイデアを優先できる。このあたり、負けられるルールを敷けることは、問題解決の手段を探索するのに大切
  • 14:27  大昔のメーカー対抗時代のF1 は、負けたらそのままメーカーの面対が潰れるから、すごいアイデアで優勝をさらったチームは、今度は政治レベルで優勝を取り上げられたりした。シャパラルとか。ロータスとか。負けられない戦いは面白いんだけれど、泥試合は進歩を止める
  • 14:29  気持ちよく負けられるルールというのは、たくさんの賞を作るのとは違う。誰もがほしいのは優勝なのに、盛り上げましたで賞とか、もらったってうれしくない。大事なのは敗北ダメージの最小化と、再戦可能性、アイデアの共有を徹底することなんだと思う
  • 14:31  ある程度安価に、最高でなくてもアイデアを競えるルール。1回でなく、必ず定期的な、数回以上の開催を確約すること。投入されたアイデアは基本的にオープンで、そのチームしか知らないアイデアを再利用した連勝を難しくすること。初期の鳥人間コンテストはこんなかんじだったんじゃないかと思う
  • 14:32  解答の探索期間はコンテストルールを、そこから先、実用を目指したり、大規模な何かを作るときには、今度は学術論文ルールの良さが生きてくる。アイデア探索の段階から学術論文ルールでやると、みんな負けられないから、下手すると優勝ゼロ、みんなが努力賞、なんて結論になる
  • 14:34  「復興」みたいなあまりにも大きな問題を、各会の権威を集めた「委員会」で解決するのは、そういう意味で失敗が見えてる気がする。みんな負けられない人たちで、誰もが初めての経験で、「これ」という暫定的な方向を探索しようにも、負ける誰かがいなければ、まずは何も学べない
  • 14:35  @JuraiK 今の総理に決定的にかけているのが、敗者の物語ですよね。。今のままだと、史上最悪の無能が、無能なままに右往左往したあげくに、周囲を固める側近からも見放されて政治の場から放逐される、という物語しか選びようがないわけで  [in reply to JuraiK]
  • 14:36  グループC ポルシェがよくやっていた、プライベーターの皮かぶったワークスチーム、というやりかたはいいアイデアなんだと思う。本気度はワークスであっても、あくまでもプライベーターだから無茶できるし、負けたときのダメージは一応少ないし
  • 14:41  負けやすいコンテスト形式のルールを考えるときには、参加者のドレスコードというか、負けられない看板を背負ってはいけない、という一文が大事なのかもしれない。学会の看板背負ったり、サークル名抜きの大学の看板そのまんまのチームとか、たぶん他の参加者にも迷惑になる
  • 14:43  ハイキングなんかで「当日は動きやすい格好で来て下さい」と書くのと同様に、「敗北を受け入れやすいチームのありかた」というのがあるのだと思う。どれだけ強力なチーム体制しいても、見た目はプライベーターでないと、他チームのアイデアが殺される
  • 17:22  部品の公差の丸めかたが異なるメーカーを混ぜると壊れるとか、単位系が違う米仏を混ぜると壊れるとか、原発のプラントは、失敗学のあらゆる要素が詰め込まれてるように見える。検証グループに畑村御大本人がいるのに。
  • 18:32  http://bit.ly/jUFYcy ステロイドゆっくり使おうと思った。今までも別に、そんなにものすごい勢いで使う薬ではなかったにせよ。
  • 19:07  http://bit.ly/lG8Fqj 書いた

Powered by twtr2src