Mon, Aug 22
- 02:14 http://t.co/RsfpXz6 面白かった。
- 02:27 @REVI 昔のミニコンポ、どことなくミリタリー目指しているみたいなたくさんのメーターとか、ごっついデザインとか、ああいうの好きだったのです。。 [in reply to REVI]
- 02:31 @yuki_matsumoto8 結果がよければ何でもありで、で、結果は誰にも予想できないという [in reply to yuki_matsumoto8]
- 03:48 徘徊とか不隠が厳しくて食事を取ってくれない、家族の人たちは「何とかすること」を願っているけれど「こうしたい」という具体的な要望はなく、点滴は抜かれ、経管栄養始めるにはリスクが高すぎ、という高齢者って、他の施設どうしてるんだろう。いつもものすごく困ってる
- 03:51 @pabroff います。合理化のお話とか。「儲けすぎだ」と役所に目を付けられるぎりぎりをどうやって狙うのかとか。指南のしどころはいろいろあるみたいです [in reply to pabroff]
- 03:53 @yukiwo0424 「食思不振は病気じゃありません」と断ればいいのでしょうけれど、なかなかそうも行かないんですよね [in reply to yukiwo0424]
- 03:53 @pabroff ソーシャルワーカーみたいな人が、それっぽいことを兼ねてるのがせいぜいですかね。。 [in reply to pabroff]
- 03:57 @yukiwo0424 「何とかする」のなら、結局弱るのまって胃瘻入れて、寝たきりの状態でどこか施設を探すことになって、あんまり解決した気がしないんですよね。 [in reply to yukiwo0424]
- 03:59 @pabroff その領域で、最大リスクで荒稼ぎしてるのが、怪しい健康食品売ってる人たちなんでしょうね。。 [in reply to pabroff]
- 12:35 それが自分にとって面白いのかどうかを判断するのって、頭にとってはとても面倒くさい仕事なのだと思う。流行しているサービスというものは、どれもその判断を相手がやってくれているから気楽に読める
- 12:36 起き抜けにTumblr をぼーっと眺めると、あのダッシュボードに流れてくるのは誰かが面白いと思った文章の断片で、どれも短いし、たいてい面白い。何よりも、これから読む文章は、たぶん面白いんだろう、という先入観で読めるのがすごく楽に思える
- 12:37 Twitter のタイムラインは、自分が昔「この人は面白いんだ」と思った人をフォローした集積だから、面白さの判断は、昔の自分がすでに行っているイメージ。最初からそういう先入観で読めるから、判断のコストが発生しにくい
- 12:38 2ちゃんねるのまとめサイトは、編集した人の言いたいことは赤の大文字、それに対する反応、笑う場所、怒る場所にはすでにそういう書き込みが配置されていて、「ああここで怒ればいいんだ」というのが字面を追っかけるだけで分かる。あれすごく楽
- 12:39 で、本を読む。どれだけ評判のいい本を開いても、それが面白いのかどうか、自分で判断しないといけない。決断力ある人なら、最初の数ページ開いただけで「こりゃ駄目だ」なんて本投げるかもしれないけれど、もったいなくてなかなかできない
- 12:40 ラノベみたいに気軽に読めるものにしたって、最初の数十ページはつらい。このつらさというのは、要するに先を読むまでこれが面白いのかどうかが分からないからで、続き物の本は、そういうところがすごく楽になる。面白いのが前提で読み進めるのと、判断しながら読むのとでは疲れかたが違う
- 12:41 個人的には、だから判断することって面倒なんだと思う。好きなものを読めばいいんだけれど、「お前はこれが好きなんだ」と他の人から好きを押し込まれるほうが、たぶん圧倒的に楽で、それは本来不快に感じないといけないんだけれど、楽な何かは、事後的に正当化される
- 12:42 お笑い番組の笑い声なんかもそうだし、ニコ動で、実際におきた悲惨な事故に笑い声を重ねる不謹慎動画なんかを見ると、それでもたしかに、頭のどこかで「これは面白いんだろう」なんて思う。少なくとも目線の質がちょっとだけ変わる
- 12:43 面倒くさいメディアを、それでも摂取することが、判断の力を上げるのだと思う。あるいは何かを書くことが。日記書いてると、テレビ番組見てても、「これはどうしてここで笑わせるんだろう」とか、何か気がつかないかどうか考える。ここを流しちゃうと、番組作った人の価値を受け入れるしかない
- 12:46 誰かの判断を挟めないメディアって、そういう意味で大事なんだと思う。本はそうだし、blog もそうだけれどちょっと短く過ぎる。映画なんかもたぶんそうで。それが自分にとって面白いものなのかどうか、それに悶々とする体験というのは必要なのだと思う
- 12:48 判断を代行してくれるサービスは、どれだけ叩かれても人が集まる。まとめサイトなんかはあれだけノイズだと言われながらも、でも一番気楽に読める。偏りのない、偏見のない生データって、自分で判断しないといけないから、実物前にすると本当に退屈で、読むの面倒くさい
- 12:49 生データを自分で読んで解釈するのと、「有名な○○さんもこういっていたよ」と賢しげに語るのと、たぶん後者のほうが楽で楽しい。楽なことは楽しい。自分で判断して、あまつさえ文章にまとめて発信するのって、発信するまでは面倒くさくてつまらない。反響あるとうれしいんだけれど
- 12:50 本を読んで、これは面白いと没入するのも判断だし、これはつまらない、読むに値しないと、途中で放り出すこともまた判断なのだと思う。どうしてその本の主張が自分に合わないのか、それを考察できれば、つまらない本からでもちょっとは何かを学べる。でも学ぶのって要するに面倒なことで
- 12:51 本の読みやすさをどれだけ工夫しても、メディアとしての本、それが面白いのかどうかを自分で判断しないと楽しめない、というメディアのくびきからは自由になれないのだと思う。それはそれでいいんだけれど、それがお客を減らしているとも言える。
- 12:53 たぶん、想定の範囲内での体験とか、感情の変動は、自分でやるよりも誰かにやってもらったほうが楽しめる。それは楽しくなんかないはずだけれど、実際問題としてまとめサイトには人が集まる。一方で、想定外の体験とか感情というものはまだまだ販売可能な分野として残る
- 12:54 鯨に関する知識がどれだけ増えても、あるいはテレビ番組で鯨が出てきて、だいたいどのぐらい近づいたら、あるいは頭としっぽ、どちらを見たら「おぉ」と感動すればいいのか、芸人のリアクション見れば分かる。学習できる。でも鯨を見て自分がどう思うのか、実際見ないと分からない
- 12:56 実際に体験したことなら、あとはテレビでもネットでも、誰かの判断を重ねながら追体験すればいい。でも最初の想定外は、自分でやらないとそうしたコンテンツが楽しめない。想定外の販売は、個人的には講習会ビジネスとして、これからもう少し栄えてもいいんじゃないかと思う。
- 13:08 作家への信頼感て、面白さとはまた違うんだと思う。田中ロミオは何を書いても田中ロミオだ、というのが一番近いというか。知らない何かを体験できること、先入観を裏切ってくれることも含めて、この作家の世界は自分にとって安心できるという感覚
- 13:12 でもネットにある文章なんて、そういう意味では基本的に誰かの追体験でしかない記事が圧倒的に多くて、読むまで面白いのかどうかが分からないひとかたまりの文章ってすごく少ない。そういうのは全部本屋さんの中に収まっていて、ネットには出てこない
- 13:13 裏を返せば出版社という存在は、コンテンツホルダーとしてはまだまだ恐ろしく巨大であって、あれ生かさないの損だと思う。決断一つで密林とブックオフ瞬殺できるのに
- 13:15 文庫100冊読んだ人は少なくて、たとえば講談社文庫全部読んだ人はたぶんいない。だったら100冊分の価格を分割徴収して、その代わり全ての文庫を読み放題にしても、利益はそんなに変わらない。定額のサービスやってほしい
- 13:16 たとえば今だったら、その気になれば「子供に図書館をプレゼント」という、昔の王様でもなければ絶対にできなかったことが、理屈の上ではいつでも実現できる。手のひらサイズで出版社と通信すればいいだけの話で
- 13:16 無限の蔵書を前にしたって、それを読み尽くせる人なんていない。でも読まなくても図書館につながっていたい人はいるだろうし、何よりも、自分の息子や孫を図書館につなげたい親御さんはきっといる。そういう需要って、まだ開拓されていないんだと思う
- 13:18 カラオケのサービスがイメージとして近い。CDが売れるわけではないけれど、歌われる回数に応じた利益が発生して、それが還元されるような仕組み
- 13:19 @JuraiK そこに行かなくてはいけないサービスには、人はだらだらと定期的にお金を支払わないんじゃないかと思うのです。。 [in reply to JuraiK]
- 13:20 定額のサービスって、今度は支払いの隠蔽が継続の鍵になる。要は銀行引き落としの道筋作ればいいんだけれど、「俺はこのサービスを利用している」という感覚が発生すると、お金払うの止めよう、という動機も発生する。図書館にわざわざ通うことは、同時に支払いを止める動機にもなる
- 13:21 これが電気やガスみたいに、蛇口ひねれば出てくるものは、お金を支払ってそれを購入している、という感覚が薄い。新聞をわざわざ届けてくれるのも、あれが近所の販売所まで毎朝取りに行かないといけないんだとしたら、1週間雨降ったら支払う人半分になる
- 13:22 電子メディアって、在庫や場所の問題がないからこそ、定期的な支払いと相性がよくて、だから一つ一つ購入するよりも、定額のサービス、その代わり読み放題にしたほうが、だらだらと何年間もお金払いっぱなしという状況を作りやすい
- 13:26 「お孫さんに知識の扉を」とか宣伝して、電子ブックリーダーに老害賛美する本を100冊ばかり載っけて、爺婆に販売すれば、子供たちにリーダーが普及する。で、エロマンガ有償サービスそこに載っければ、あとはコンテンツの購入が加速する。それでいいんだと思う
- 13:27 @JuraiK 出版社相乗りが、結局できなくて、Google先生が全部持って行っちゃうんでしょうね。。 [in reply to JuraiK]
- 13:31 @JuraiK 定額電子サービス、本当にやったら既存書店壊滅しますしね。。 [in reply to JuraiK]
- 14:32 @taninon 柔らかいサービスが成功しない土壌に固い種まいたところで、絶対に生えてこないですもんね。。 [in reply to taninon]
- 14:34 メールマガジンがネットビジネスの優等生であるのも、あれが定額支払い、勝手に配信されるサービスだからなんだと思う。いちいち購読ボタンを押して課金するようなサービスだと、たぶん入ってくるお金はもっと減る
- 14:36 うちの実家にはたとえば、開高健の小説全部、随筆もたぶん全部、特装版の大きな本もけっこうあるはずだけれど、じゃあ御大のファンかと言えば少し違う。好きではあるんだけれど、熱狂とは違って、本屋さん入って、これという本が無いと開高健に手が伸びてたというか
- 14:38 その作家の書いたものを「惰性で読む」という状態が、信頼なんだと思う。次にどんなものがあるんだろうとわくわくしているうちは、まだ読者と作家との信頼関係が構築されていないというか。わくわくする作家と、信頼できる作家とがいる気がする
- 14:42 わくわくと信頼とでは、支払いの動機が異なる気がする。最初は必ずわくわくから入るにせよ、いつまでも選択枝でいる作家と、惰性買いというか、名前見て買う人と。その本を手に取るときに、熱狂しているのは前者で、でも迷わずお金払うのは後者というか
- 14:44 密林も、指名買いサービス作ってほしい。その作家が新刊出したら予約リストに勝手に載っかるような。できればそのリストが、作家への信頼圧力になるような。EGFとかEGFとかEGFとか。
- 17:51 @Inabaku 絵本はこう、表紙見て、裏表紙見て、装丁を愛でてから内容に思いをはせて、そこから初めてページを開かないといけないとか、いわさきちひろが書いていたから、あれやろうと思うと、リアルの本じゃないと無理ですよね。。 [in reply to Inabaku]
- 18:08 電子全盛の現代にあっても、誰も地理から逃れられないのだ、という論説は本当にそう思う。電子化できる知識が距離から自由になれたそのとたん、電子化できないノウハウの比重が一気に増して、地理の重要性はむしろ大きくなった
- 18:10 結局ついて行けなくて挫折した地政学の本を書いた人がぶっ叩いていた、別の地政学の人を読んでる。こっちは面白くよめる。少なくとも本の中では、誰かのことを口を極めて叩いちゃいけないのだと思う。読者は論理を味わいたいのであって、形容詞を読みたいわけじゃない
- 18:11 @lequinharay 公立って、上げれば上げるほど、動かせない部分に比重が集まりますよね。。 [in reply to lequinharay]
- 18:14 読者って、ある意味騙されてもいいんだと思う。「奴の書いている内容は正義に著しく反する。なまじっか論の運びかたが巧みだから、読者はみんな騙されている」と叩く人と、くだんの詐欺野郎とがいたとして、詐欺野郎の書いた文章のほうが、それでもきっと面白く読める
- 18:21 どんな組織であっても、地理的な状況を抜きには語れない。大昔、医学生の体育大会が大きくなりすぎて、主管校の区分を複数に、東日本から北海道という大きな場所をいくつかにグループ分けする必要が生じたのだけれど、あれは高速道路で行き来ができる、という条件を分割の基準にした
- 18:22 当時はインターネットなんてない昔だったから、メールも携帯も存在しなかったけれど、電車が使える、高速道路が使える、という区切りでグループを分けたこと自体は、今でもそのほうが便利だったんじゃないかと思う。握手しなくていい現在だからこそ、握手できる距離に行けることが大事になる
- 18:24 大昔、「題名のない音楽会」という番組で、指揮者を別の場所に隔離する代わり、無線とマイクで通信帯域を拡大したら、交響楽団は成立するのか?という実験をやっていた。指揮は可能なんだけれど、通信量が莫大になって、指揮者はすごく大変そうだった
- 18:26 物理的に近くにいられることの情報量は莫大で、通信の帯域をどれだけ太く保ったところで、物理の欠落を情報量で穴埋めするのって難しい。本2冊、全部通信だけで作らせていただく機会を得て、逆に余計にそう思う。物理的な距離が遠すぎるから、実際に会って一緒に仕事するのは無理にせよ
- 18:27 @mach_09 証明不可能だから、どうしたってオカルトとの境界を超えるのは難しいにせよ、地政学はとても面白い考えかただと思うのです。 [in reply to mach_09]
- 18:31 日本の平和と中国の平和、日本の正義と米国の正義は、地理が違うんだからみんな異なる。これを当然だと思う人は地政学好きだろうし、ふざけんなと思う人は、普遍的な平和や正義の価値を信じているわけで、このあたりはきっと相容れない
- 18:37 @KKanehira 昔の日本も、イラク潰したアメリカも、そうした誤解をしていたんだ、という話がありましたね。。価値の普遍性を信じすぎてたというか [in reply to KKanehira]
- 19:09 @kiironokotori_ きちんと完走したのですね。。よかった [in reply to kiironokotori_]
- 19:12 スズメバチスレッドに貼られる対スズメバチ必勝法とか、回転寿司スレッドに貼られる初心者のための回転寿司作法とか、ああいう不謹慎書き込みだけは、商業出版では絶対にできないよなと思う。あれこそがネットならではの文化にも思える
- 19:52 @I_R_8 http://t.co/8iKrMda オーム社の方々と、まさにリンク先のとおりのやりかたで本を作ったのですが、通信の手段としては、今でも最新最強なんじゃないかと。。 [in reply to I_R_8]
- 20:27 これだけ情報が検索できる現在にあって、たとえば自分は今の施設にやってきて、ようやく最近、この病気だったら県内でこの施設、という紹介先の心得みたいなものを作ることができた。
- 20:28 内科や外科、もう少し詳しく呼吸器内科とか内分泌内科とか、看板を検索することは容易だけれど、じゃあその施設に患者さんを紹介して引き受けてくれるのか、それとももっと大きな施設でないと行けないのか、腹の内までは検索できない。お互いせめて、紹介状やりとりしないといけないし
- 20:29 かといって、大昔みたいになんでも大学に振れば大丈夫かと言えば全然そんなことはなくて、もう人もいないしベッドなんて空いてない。問題が複数の臓器にまたがると、大学だと逆に、誰にお願いすればいいのかもう分からないし
- 20:30 自分の手に負えない疾患を、じゃあ誰にお願いすればいいのか。東京の大きな施設だったら「全部見て下さい」でいいのかもだけれど、うちの県から東京は遠すぎて、全然現実的じゃない。結局そういう細かいのは検索できなくて、地理を把握するのには時間がかかる
- 20:31 考えかたとかやりかたというものも、地理的な状況からは全く自由になれない。高速道路一本、鉄道の有無、病院の数や、あるいは地域でやっている勉強会やら発表会の有無みたいなものが、ある施設で引き受け可能な疾患を決定する
- 20:35 ある疾患の専門家がそこにいることは、その疾患を引き受け可能であることを意味しない。その人はベッドを持っていないかもしれないし、看板は出していても、積極的に診てくれるわけではないかもしれない
- 20:36 患者さんをお願いして、いつまでも満床でベッドの見込みが立たないとか、診療不能だからお願いしているのに、「治療をお教えしますから、頑張って下さいね」なんて悪魔みたいな逆紹介もらうことだってあるし。そうなると詰む
- 20:37 本読めば、あらゆる疾患の治療法は、とりあえず書いてある。そういう意味で、「知らないから治療できない」というケースは本当は少ない。でも経験がなかったり、設備が足りなかったりして、その患者さんを引き受けるには、自分のところでは責任が負えないことはいくらでもある
- 20:39 お互いたぶん、そういうのも折り込んだ上で、紹介して、「貴施設で診療は可能かと思われます。このたびは貴重な患者様を紹介していただき、本当にありがとうございました」なんて逆紹介もらって頭抱えて、そういうやりとりが発生する。そういうのは検索じゃ分からない
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