Sat, Nov 12

  • 14:33  http://t.co/6BJS4ruB 「Exclude Newsは、朝日新聞に"載っていない"ニュースをピックアップするサービスです」 本当に実装して下さった方がいた。。
  • 14:36  「朝日が載せていない」でフィルタすると、朝日の陰謀が透けると言うよりも、恐らくは「世の中案外ものすごいニュースばかり起きてるわけじゃない」という常識みたいなのが見えるんじゃないかと思う。大手がニュースとして取り上げないというのは、限られた紙面に載せる価値がないわけで
  • 14:37  「異常値を示した」はニュースになるけれど、「相変わらず正常値だった」は、そちらが大多数であるにもかかわらず、ニュースにならない。でもたぶんそういうの見るのって大事で、専門家の目線というのは、彼らが正常を知っているからこそ貴重なわけで
  • 14:49  @TERRAZI 本当はこう、事故が起きた事例よりも、事故手前で上手に回避できた事例のほうが、圧倒的に勉強になったりするのですよね。。  [in reply to TERRAZI]
  • 14:53  戦略とは「やらないことを決めること」であって、「誰を敵にするのか決めること」と言い換えてもいい。不利益被る誰かに互するには、固まって強くなるか、あるいは責任を転嫁する仕組みを作る必要があって、個人で書く記事にそれができるわけもなく、個人blog は必然的に戦略が存在しない
  • 14:54  とにかく叩きやすい誰かを敵認定して叩くのとか、マスコミが「ゴミ」と叩かれるあのやりかたは、場当たり的とは言え間違いなく「戦略」なのであって、戦略を持って事に当たると言うことは、不遇をかこう誰かから「ゴミ」と面罵されることを引き受けることでもある。
  • 14:56  無数の害意を引き受けるには個人という立場は弱すぎて、戦略無しにただただ「いい記事」を書いたところで、それはやっぱり、何かの戦略の元に書かれた記事に比べれば、記事あたりの集客が見込めない。
  • 14:57  アルファブロガーとか、あんな言葉がちょっと流行ったその横で、2ちゃんねるのコピペブログが10倍じゃ効かないページビューであっさり追い抜いてったのとか見ても、やっぱりあれが正解であって、あれ以外ないんじゃないかと思える
  • 14:59  「専門家の知見を持って公平で分かりやすい記事を書く」という方針は、これは戦略ではなく戦術であって、無敵の戦術を、間違った戦略の元に行使したところで、戦局は微動だにしない。ここの記事の品質をあげつらうことには、だからなんの意味もない
  • 15:02  たとえば「南極を縦断する車のエンジンを設計してみて下さい」なんて問題を仮想するときに、「壊れないエンジン」を設計する人と、「壊れるけれど直せる」エンジンを設計する人とがたぶんいる。生存確率が高いのはどちらか。
  • 16:16  星形エンジンというのは、動弁系が気筒ごとに独立していて生存に有利なのかと思っていたのだけれど、あれは主コンロッドが折れると全気筒巻き込んで停止する、おっかない構造だった。。
  • 17:41  どうやって勝つのかを考えるのが戦術。勝つために何をしないのか決断するのが戦略
  • 17:53  全部頑張るというやりかたは、当座を勝つのに便利であっても、そこに戦略がないのに気を付けないといけない
  • 17:55  全部をやるなら地理を諦める。地理がほしいのなら、これができないという何かが大切になる
  • 18:04  努力が許されるのは戦術レベルまでであって、決断を伴わない戦略はあり得ない。戦術でどれだけの成果を上げたところで、戦略不在の戦略は、成果には決して結びつかない
  • 18:07  一般内科って、そういう意味で戦略ないよなと思う。当座便利な人間にこそなれるけれど、競合に互して生きる道がない。家庭医が病棟をあきらめてるのは、あれは立派な戦略であって、あの決断があって初めて生き目が生まれるというか
  • 18:08  救急が病棟持つのは戦略の放棄につながる。そこはあきらめないと。あるいは病棟をやりたいのなら内科をあきらめる。外傷以外は他科に任せる。
  • 18:09  「マスメディアの記事はひどい」が、部分的に真実であったとして、彼らはそれでも、ある戦略の元に記事を展開して、叩かれるの前提で、それに備えていると言える。
  • 18:11  個人blog の記事にいいものがある、というのが部分的に真実であったとして、じゃあそこに戦略があるのかどうか。「いい記事を書けば伝わる」という信念は戦略の不在であって。「マスをあきらめる」は、逆に立派な戦略だけれど。
  • 18:13  「目標はこうだ」は、戦略でもなんでもないんだと思う。目標を掲げる誰かに「俺の目標は此だ」をぶつけるのは子供のけんかで、「その目標を達成するために、あなたは何をあきらめたのですか?」と問わなくてはいけない

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