Fri, Dec 16
- 14:50 無償と有償との差って、サービスを提供する側にとってもとてつもなく大きい。無償時代なら漠然と「仲間」であった誰かが、ある日いきなり「お客様」に変わる。仲間に出せる品質と、お客様に提供できる品質との間にはすごい断絶がある
- 14:51 無償で提供してきた何かを「ちょっと改良して」有償というやりかたは、改良に投じたエネルギーと、得られる反響や不評とを天秤にかけると、結局大損なんじゃないかと思う。有償なら最初から有償品作るべきで
- 14:59 ネットにあがってくる「編集者」は、漫画方面の人達が多いからなのか、読みやすさよりも面白さにこだわっているように思える。一方で、文章方面の編集者は、少なくとも自分が担当していただいた方にせよ、うちの母にせよ、「まずは文章として読者に読みやすいこと」にこだわっているように思えた
- 15:00 「面白い」には正解がないんじゃないかと思う。それを「売れる」と言い換えても、やはり難しそう。「読みやすい」には、母にいわせればほぼ数学と言っていいぐらいの正解があって、「こうしたほうがいい」ではなく、「こうでなくてはいけない」なのだと
- 15:02 作家と編集者とを巡るトラブルの大部は、「面白さ」のコンフリクトなのではないかと思う。もちろんそれが有償販売前提である以上、当たり前のことなのだけれど。読みやすさのコンフリクト事例って、そういう意味であまり聞いたことがない
- 15:04 マスメディアが報じる文章について、事実の見落としがあるとか、ストーリーを作っている、ある立場に偏向している、という指摘はよく見るけれど、あれは編集視点の批判とは違う。「この表記はひらがなであるべき」とか、「この表現はプロの書く文章としてありえない」とか、そういうのやってほしい
- 15:06 内容に対する批判や意思の表明って、どこか相手のテーブルに乗った時点で負け、という要素がある。いきり立って叩いて見せて、結局それが相手を利しているというか
- 15:07 料理屋さんで料理を食べて、おいしいという意見も、まずいという意見も、結局料理屋さんを利する。感想が述べられた時点で、それは語るに値したわけで
- 15:09 グルメ記事はことごとくが料理屋さんの宣伝になる。一方で、料理学校の先生みたいな人が、その料理屋さんで使われている材料はなんなのか、料理の技法は何か。それは料理人として上手なのかそうでないのか。どこを見ればそれが分かるのか。それを解説してくれると、料理人は身動きできなくなる
- 15:10 感想は測定できない。「それは見解の相違です」といわれればもう叩きようがない。測定できるパラメーターを見つけて、それを測定した上で点数だけ表記して公開すれば、相手は嫌でも高得点を目指さざるを得ない。そういうことしないといけないし、それがプロの役割に思える
- 15:28 @take4ma2 2ちゃんねるの小説板なんかでも、せっかく書かれた評判のいい掲示板小説に、泥水かけるような叩きをする人とか、あれは作者の人は心折れるんだろうなと。。 [in reply to take4ma2]
- 15:31 「応援しているから限界を超えて頑張って下さい。ボ ラ ン テ ィ ア で 無 償 で 」の台詞は本当に嫌な気分になる。で、某田舎の国立病院で外来やってたとき、医事の部長からまさにこれ言われて、さすがに嫌になって辞めた。さすがに無償でこそ無かったけれど
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