Thu, May 17

  • 00:29  陰謀論が好きな人は、悪意の向こうに「かくありたい自分」を見ているのだろうと思う。人間に対する目標設定が高いから、無能に対して悪意や陰謀を見出す。最初から「こんなもんだ」と思っている人でないと、無能は案外無能に見えない
  • 15:26  「利益にもなる。正義もある。参加してくれるとみんなも助かる。反論は ? できないならどうして断るの?」 みたいな説得、理詰めの脅迫みたいな圧力を切り返すのは 、「なぜならばそんなお前の態度が気持ち悪いから」という表明なのだと思う。確信を持って理不尽を表明できることは大事。
  • 15:27  理論だった説明ができないことは、内心の気持ち悪さを表明できないこととは何の関係もない。このあたりを上手にぼかして、「ここで許されるのは理にかなった上品な空気だけ」という雰囲気で理不尽の排除を行うと、そこにいる人達の被説得閾値は大いに下がる
  • 15:28  カルト宗教に近いような自己啓発セミナーは、オカルトよりも科学を語る。科学を語らないのもオカルトだけれど、科学を過剰に語ることもまた、誰かをオカルトに引きずり込むときの常套手段であることに気をつけないといけない。
  • 15:31  理詰めと理不尽とは、割合こそ異なっても、両方提出される空気が健全であるといえる。科学者だってなんとなく判断するし、気持ちの悪いものからは遠ざかる。「なんとなく」が排除された過剰に理性的な空間は、すでにオカルトであるとも言える。
  • 15:38  @twit_e_p_i Sound とは? 。。  [in reply to twit_e_p_i]
  • 15:38  @NaOHaq 実際問題として、上下関係のある場所で理不尽の表明を行うのは難しく、それが今度は、若い人を追い詰めるのでしょうね。。  [in reply to NaOHaq]
  • 15:56  @twit_e_p_i 話し合いというか、思いつきを垂れ流しているだけなので。。。この場で誰かを説得したいとか、話し合いたいとか、あんまりないのです。  [in reply to twit_e_p_i]
  • 15:58  「ちゃんと話しあえば、誰とでも分かり合える」というお題があったとして、理詰め限定でこれを議論すると、「ちゃんと」の泥仕合になって結論が出ない。で、理不尽ありありにしていいのなら、「そんなお前が気持ち悪くて分かり合いたくない」と誰かが表明すれば終わる。
  • 16:00  あらゆる理解不能事象を「キモイ」で遮断すると、世の中は相当に簡単になる。そこから始まって、理詰めの領域を拡大していくことは、そのまんま認識可能世界が広がっていくことにつながる。でも、広がることと、コアにある理不尽を切り捨てることとは何の関係もないし、コアを否定しちゃいけない
  • 16:06  RT @hidekih: 「邱永漢さん死去 作家で経済評論家の邱永漢さんが心不全のため死去した。88歳。台湾生まれ。 2012/05/18 10:53 【共同通信】」 / “速報 - 47NEWS(よんななニュース)” http://t.co/SwXHx5BR
  • 18:08  @Metalicdawn 「なぜなぜ5回」というあれは、「5回まで」なのですね。。  [in reply to Metalicdawn]
  • 18:12  今は重電の重さが伝わるような報道がほとんどない。原発にしたって火力水力にしたって、どれも人間の手には負えないぐらいに大きな機械をぶん回すお仕事なのに、きれいな事務所でボタンひとつ押せば動かせるような軽さで論じられているというか。
  • 18:14  「命がけで」とか、「全人生を賭して」みたいな言葉もずいぶん軽くなったけれど、意味の重量感みたいなものがなくなるのって、良くないことだと思う。
  • 18:15  「命がけ」を一番気楽に使っていたのは本来は子供であって、意味がわかれば、重たい言葉は自然に重たくなる。あらゆる言葉がふわふわ軽いのって、裏を返せば理解している言葉がそれだけ少ないことでもあって
  • 18:21  国会中継なんかも、政治家を画面に出すときにはシューティングゲームみたいに残機とかボム、ハイパーゲージみたいなのを重ねてほしい。各テレビ局の独自ルールで構わないから、その政治家が過去にどんな状況で、どんな「命がけ」を発したりしたのかが分かるようにしてほしい
  • 18:28  @Poker_April 「政治生命」にしても「個人の品性」にしても、あんなものが上限なしであっていいわけがなく、やっぱりこう、それぞれの限界を見ながら振る舞うだけでずいぶん違うんじゃないかなと  [in reply to Poker_April]
  • 18:29  @keyboardmania あんなのまさにボムみたいなもので、無制限に使ったらゲームが成立しないですもんね。。  [in reply to keyboardmania]
  • 18:53  RT @furusatochan: @ishiitakaaki 山本七平の著書で「あの戦争の時は素人ばかりがハッスルしていた」という経験者(確か安岡章太郎)の話を引いていました。奇しくも同じ内容。
  • 18:56  言葉というものは、その重さを知らない人ほど軽く扱える。「言葉は軽くていいんだ」という空気が許されてしまうと、結果としてその場からは、言葉の重さが分かる人が排除されていく。意思決定の一番重要な場所に、それに詳しい人が誰もいなくなってしまう
  • 18:58  「それに詳しい」なんて自負もまた、その分野に詳しい人ほど、おっかなくてそんな言葉が出せない。「自分はこの分野を勉強している」という専門家はいるかもしれないけれど、「ぼくはこの分野に詳しいんだ」と断言する人は、専門に通じるほどに減っていく
  • 18:58  @chihirobelmo それは面白い表現。。  [in reply to chihirobelmo]
  • 19:59  電脳陛下って、昭和サイバーパンクっぽい
  • 19:59  @kumabcdefg 言葉に気迫を込めると、結局言葉が軽くなりますもんね。。  [in reply to kumabcdefg]
  • 23:39  必殺技みたいなものは、師匠と弟子ぐらいに近い関係であっても、やはり名前をつけていかないと伝えられないものなんだろうと思う。名前がないと言語化できず、言語化できないものは伝えられない。
  • 23:40  自分で文章を書いていて、書いている自分自身では理解でき、十分にその概念を説明できたつもりであっても、やはりその概念には名前が必要なんだろうと思う。病名があって医学が成立するみたいに、伝えたい事象や概念に名前をつけることで、はじめてそれは伝達可能な何かになる
  • 23:42  本当に伝えたくないことは、あるいは秘伝的に、師匠と弟子ぐらいの関係の範囲で何かの伝播を防ごうと思ったら、今度は逆に、名付けを禁じればいい。それがどれだけ当たり前の、伝えてしまえばそれだけのものであっても、伝えるべき名前がないものは結局伝わらない
  • 23:44  @tekitou2008 格闘技の技にしても、あるいは詐欺のテクニックみたいな心理方面にしても、なにがしかの「技」には、やっぱり名前が必要なんだろうなと  [in reply to tekitou2008]
  • 23:44  @Bishoujo 陰陽師の漫画版に出てきた「呪」の説明は良かったですね。。  [in reply to Bishoujo]
  • 23:45  @fday_kabu ハンドルネームって、案外大事なんでしょうね。  [in reply to fday_kabu]
  • 23:46  @ponko4 案外こう、無名を課した師匠の教えを破って、誰か弟子が名前をつけて広まった何らかの技術って、あるんじゃないのかなと  [in reply to ponko4]
  • 23:49  @Bishoujo 「口に出すと縁起が悪い」ことは、たぶん原発が吹っ飛んだ遠因であり、けっこう根本的な原因なのではないかと思うのです。  [in reply to Bishoujo]

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