Mon, Jun 04

  • 19:27  数% しか有効性がない医療をやめるお話、ある意味「証拠に基づいた医療」の言い換えで、決してそんなに無茶なことが述べられているわけではないのだけれど、unless red frags are present に代表される但し書きが本当におっかない
  • 19:28  「危険でない場合には]合理的な判断を行う、という合意があったとして、技術者の側はその兆候を調べるために検査を組み合わせるだろうし、消費者の側は、検査をしないで今までどおりのリスクが前提になっている
  • 19:30  センサー技術やメンテナンス技術の粋を集めた新幹線みたいな乗り物だって、明日からメンテナンス廃止、風の声を聞きながら人間の勘で運用したって、そう簡単にはトラブルにならない。でも、ならばそれが正解なのかどうかといえば、決してそんなことにはならない
  • 19:31  「合理的な選択]に基づいたコストカットの鬼として讃えられていたのが東電の清水社長であったわけだし、あの頃には消費者との合意はなかったとはいえ、少なくとも地震の前日までは、事故はなく原子炉だって動いていた
  • 19:46  結局誰もが、あるんだかないんだか分からない red frag をへし折るために検査を提出するわけで、それがいくら確率が低いからとはいえ、「数%だからやめよう」は怖い。探知機なしで地雷原をスキップしたって、数% だから大丈夫だと言えるのかといえば、普通怖いわけで
  • 23:08  @kumabcdefg それはすごい戦術。。  [in reply to kumabcdefg]
  • 23:10  RT @kumabcdefg: @medtoolz ロンメルが退却戦で使った"空き缶と地雷をランダムに埋めた道路"を連想します。
  • 23:11  空き缶と地雷とをランダムに埋めた地雷原って恐ろしい。入口部分だけ地雷の割合を高めておけば、あとはもう、1個の地雷に30個の空き缶ぐらいの割合にしたところで、全部地雷前提で対処しないと兵士が動けない。
  • 23:14  空き缶と地雷の区別が難しかったとして、そうなった時に、「どうせ損耗率は数% だから気にせず前進」という指示を出せる将軍はたぶんいない。地雷だけを見分けられる何らかの「検査」が導入できれば効率が上がって、その検査が仮に高価であっても、案外引き合う。

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