Sat, Jun 09
- 00:38 ゲーム感覚とは、あるいはリスクと対峙する際の最も誠実な態度なのではないかと思う。「とにかく一生懸命にやる」という、いわゆる的な誠実さは、ゲームデザインの無能を隠蔽するための方便であって
- 00:41 問題に対して制約とジレンマとを見出し、状況の先読みを試みることが、リスクはゲームに変貌する。ゲームに対して戦略を持って接し、外れたときのプランBを用意できた人のみが、ピンチをチャンスに変えられる
- 00:42 失敗した人には、「あなたはどんなゲームをプレイしていたのか?」と問うべきなのだと思う。「一生懸命やった。全力を尽くした。仕方がなかった」と答えた人は、問答無用で厳罰に処するべきで
- 00:43 「一生懸命」は怠惰の言い換えで、どういうわけか、本来的な誠意であるはずのゲーム感覚は、不謹慎だと叩かれる。「サボれ。考えるな。見た目だけ整えとけ」と要求される割に、いい結果を求められる不思議。
- 00:45 ゲーム感覚とポートフォリオの考え方はよく似ている。裏を返すと、リスクに対して真面目にゲームを試みているのは、あの業界ぐらいなものだ、ということでもある。政治はどうなんだろう?
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