Wed, Jun 27
- 03:05 @gooqoopookoo 私は病院勤務なので、老健のことは分からないのです [in reply to gooqoopookoo]
- 15:43 「山動く」という平坦の本を読む。官僚制度というものを非効率であると考えていた作者の人が、ある日「官僚制は悪でない」ことに気がついた、というくだりが面白い。官僚制にしかできない仕事をするために、官僚制度というものが存在するのだと
- 15:45 誰かプログラマの人が書いておられた、その言語でないと作れないアプリケーションがある、という話につながるような気がした。たしかJAVA は官僚的な言語で、ある機能を生み出すために使えるやり方がひとつしかない。その不便さが大きなものを作るときには大事なんだと
- 15:46 作るものの大きさ、あるいはそれに必要な組織の大きさに比例する形で、個人にできること、表現の選択肢はむしろ減らしていかないとうまくいかない。このあたりに抜け道を見出そうとして、きっといろんなマネージャーの人達が新しい方法を試みているのだろうけれど
- 15:47 自由度の高さと、成果に到達するまでの時間とは比例する。その逆に、あくまでもその複雑さが正しく運用されているという前提がつくものの、自由度の低さと、到達しうる成果の大きさとは、やはり比例する
- 15:49 個人の選択肢をなるべく少なくするために複雑さが要請されて、到達しなくてはいけない成果の大きさに応じた複雑さが設定されないといけないんだと思う。万能の解答は存在せず、成果の大きさ以上の複雑さは、効率の悪さしか産まない
- 15:51 個人の自由度を向上させることで成果が上がった、という新しいマネージメントのやり方というものは、「その分野では、成果はみんなが思っているほどに高くはなかった」ということに気がついたマネージャーがそこにいた、ということでもあるのだと思う
- 15:57 @Psychs 自由度が高ければ速い、という意味では、一緒なのではないでしょうか。。 [in reply to Psychs]
- 16:07 @Psychs 自由度が高ければ速い代わりに高くなるのは難しく、自由度が適切に低く設定されることで、速さを放棄する代わりに到達できる高さというものがあるんじゃないのかな、と。 [in reply to Psychs]
- 16:14 @tomooda ベトナム戦争で大砲を船に積むのに南北戦争時代のやりかたを引いたりだとか、火星にロボットを送り込んだ時に使ったパラシュートは、バイキング宇宙船の設計図をそのまま引き継いだとか、米国はそういうのが上手だなと [in reply to tomooda]
- 16:22 政府が交代して、官僚がいきなり抵抗勢力に変貌したのも、あれは官僚の意思と言うよりも、問題の粒度設定を間違えたんじゃないかと思う。パワーショベルを使っている人に向かって、子供サイズの砂の城を作るよう命じるような
- 16:23 @tomooda 過去に通じている人が仲間にいないと、官僚組織みたいな大きな仕事をするための人たちを動かすのは難しそうですもんね。。 [in reply to tomooda]
- 16:25 砂の城を作るのにパワーショベルは不向きで、ビルの基礎を作るのにスコップ一つだとやっぱり厳しい。問題の大きさにふさわしい複雑さを持ったルールが必要で、そのルールで動くのが得意な組織がある。マッチングを間違えると、もしかしたら何もできない
- 16:26 ここ2年ぐらいの霞が関の人たちは、パワーショベルで何とかして小さな砂の城を作ろうと努力し、ドア一枚隔てた隣では、庭仕事に使うようなスコップを使って、ひたすらにビルの基礎を掘っていた人がいるんじゃないかと思う。両方地獄見てるのに全く動いていないように見える
- 16:30 政府は一生懸命やったんだと思う。手掘りのスコップでビル建設に挑んで、基礎に全力を投じて、ミリ単位の平滑度でそれは仕上がった。400平方メートル必要な基礎に対して、出来上がったのは1メートル四方であったというだけで
- 18:48 小さなカードを使った連絡のシステムというのが面白い。書類が要らなくなったのだと。20万人ぐらいの兵士を前線に送り、戦闘を行い、撤収するのに必要な物資を管理する程度の仕事には、そもそも書類が必要になるような込み入った情報はなかったのだと
- 18:50 制約は人を自由にする。なんでも書ける書類だからこそ、誰かが踏襲した前例が「型」を産み、それが読みにくさや分かりにくさとなって継承されると、生産性が悲惨なまでに低下する。小さなカードという別の制約を導入することで、局面は新しくなる
- 19:30 @Psychs JAVA のことを「不自由だけれど大きなものを作るための言語」として紹介していた文章をどこかで読んだ記憶があるのですが、忘れてしまったのです。。 [in reply to Psychs]
- 19:42 @Psychs 道具より人、という側面は、きっと大きいのでしょうね。。 [in reply to Psychs]
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