Sun, Sep 09

  • 18:41  印刷を出すたびに誤字が見つかる。モニター画面だと見つからないものが紙だと見つかる。逆もあるのかもしれないけれど
  • 18:44  某インストラクターの講習会に参加する。「ほめること」の重要性が強調される。よく見ること。「全体によくできた」ではなく、個々にできたことを具体的にほめること。大事なのは得点ではなく行動の変化であって、受講生に気持よく帰ってもらう配慮をすること
  • 18:45  「大人への講習会も、子供のしつけも、犬の訓練も、やっていることはみんな同じなんです」と講師の先生。それはたしかなんだけれど、犬の訓練をする人たちは、犬が「成功せざるを得ない」訓練スクリプトを予め組んでから犬をほめる。人間の訓練は、相手がうまくやることを前提にする。
  • 18:47  うまくできたことをほめるのと、うまくやらざるを得ない状況に相手をはめるのと、同じ「ほめる」であっても気の持ちようはずいぶん違う。受講生を「はめる」考えかたは、相手の人間性を馬鹿にしているようでいて、講師はたぶん、受講生に対してずっと優しく接することができる
  • 18:49  優しさとはたぶん、相手に一切の期待をしないこと、相手の人間要素を不要にする仕組みを生み出すことから生まれるんだと思う。人間性を認めない、「取り替えの効く部品」を叱り飛ばすのは、ネジや釘や昆虫に当たり散らす人間みたいで、本来おかしい
  • 18:51  講師の先生がたは、受講生をものすごくよく見る。複数のチームでひたすら「見る」ことで、できたことを間髪入れずほめる。あれはこう、ものすごいサンプリング周波数で受講生の監視を行なっているんだけれど、あのクロックを6時間維持できるのは根性以外のなにもんでもないよなと思う
  • 18:53  熱心な講師の先生が、「ほめる」ことを前提に、ところが案外ほめるのが難しいシステムを気合でどうにか運用する。たぶんそういう講習会は多い。受講生に人間性を前提にするのは道徳っぽいし。でもそれはやはり、どこか無理ゲっぽいというか。あれ毎日やってくれと言われたら折れる
  • 18:54  犬の躾に使う訓練メニューも、プログラマの人たちが書くあれも、両方とも同じ「スクリプト」と呼ばれるのが面白い。業界は全然違うのに。PCと動物でそれが役に立つ、それを組める人が講師をやるのに、じゃあ人間はどうなのか
  • 19:19  @moon_bluespirit いずれにしても、エネルギー使うから大変ですよね。。  [in reply to moon_bluespirit]
  • 19:22  「ほめる」と「はめる」 でいつか何か書こう。
  • 20:13  http://t.co/G1YG33nn 原稿をレビューしてくださる方の募集記事を書きました。以前出版させていただいた「内科診療ヒントブック」の改訂第2版です。
  • 23:16  Nexus7 はいいな。。。

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