Wed, Oct 10

  • 12:38  大昔の日能研ノートは、横罫線だけの大学ノートとは異なって、むしろ方眼紙に近いような罫線が引かれていた。子供の頃は意識していなかったけれど、横罫を埋めるのと、マス目を埋めるのと、必要な意志量はマス目のほうが僅かに少なく、その差が子供には大きな差になって効いてくるような気がする
  • 12:39  読書感想文をはじめとして、作文の授業はもう嫌で嫌でしょうがなくて、文章を書くのはただただ苦痛であったのだけれど、まだしも原稿用紙という、進捗が目に見える紙だからどうにかなった。あれを単なる白紙を渡されたら、たぶん白紙に負けて何も書けなかったんじゃないかと思う
  • 12:40  自由にノートを取るのとか、あるいはハンドアウトなしの講義から何かを汲み取るのとか、与えられた自由を存分に使いこなせる人というのは、実際には少数なのではないかという気がする。自由は道徳だし、講義後のアンケートでいちばん声が大きいのはそうした人だとはいえ
  • 12:43  学ぶという行為を、教科書や講義を通じて、そこから自分に役立つ何かを吸収するものと定義すると、たぶん上位1割ぐらいしかものにならない。空欄だらけのプリントを渡し、「学ぶとは、教科書や講義を通じて空欄を埋める営みだ」と定義すると、上位は不満を言うけれど、歩留まりは上がる
  • 12:44  最高の成果が必要とされる場面は、世の中おそらくそんなに多くない。最高の成果に到達できた人が目立つしかっこいい、というだけで。だったら同様に、最高の人材が思う様自分を伸ばせるような条件で講義を行うというのは、それ以外の人間にとって、果たしてサービスといえるのか
  • 12:46  去年ぐらいに読んだ、どこか米国あたりの有名大学で教えるノートのとりかたみたいな記事でも、ノートを3つぐらいのスペースに分割していた。横罫だけの大学ノートとは、案外大学生でもあの自由度の高さを持て余すんじゃないかと思う
  • 12:47  blog 書けないのに、Twitter なら書ける人はたぶんけっこう多い。blog は大学ノートどころか白紙に近い場所で、Twitter は原稿用紙や日能研ノート的なところがあるんじゃないかと思う。日能研ノートの一行に書ける文字数は、たしかけっこうすくなかった
  • 12:50  日能研ノートってけっこうよくできていて、一行あたりの文字数が少ないから進捗が早く見えるし、行頭が揃うから、とりあえず「いいもの」を作った気分になれる。方眼紙だからグラフとか絵とか書いても様になりやすいし、一冊が薄いから「作ってやったぜ」感がある。子供を喜ばせる仕組みが工夫されてた
  • 12:51  @KKanehira あのノートは、地味に発明なんじゃないかと思うのです  [in reply to KKanehira]
  • 12:53  たぶん、「白紙のノートを使った子供は頭が良くなる」なんて論を作ることだってできるんじゃないかと思う。その自由度を使いこなせる子供なら、きっと何か突出するだろうし。一方でそれは、「白紙に敗北する」たくさんの子供を作る
  • 12:53  RT @mojin_syo_go: コーネル大学式かと "@medtoolz: 去年ぐらいに読んだ、どこか米国あたりの有名大学で教えるノートのとりかたみたいな記事でも、ノートを3つぐらいのスペースに分割していた。横罫だけの大学ノートとは、案外大学生でもあの自由度の高さを持 ...
  • 12:54  @mojin_syo_go ありがとうございます。。  [in reply to mojin_syo_go]
  • 12:55  罫線だらけの日能研ノートをちらと一瞥し、「無礼だなぁ」とひとりごちて白紙に向かう子供とかいたらすごいけれど。でもあの過剰な罫線でどうにかなった子供も多いような気がする
  • 12:55  @KKanehira あの微妙な方眼罫って、あるようでないんですよね  [in reply to KKanehira]
  • 12:58  パワーポイントで講義をする時に、ハンドアウトの代わりにアンケートを配り、スライド1枚毎に「よかった」「そうでもなかった」とか丸を付ける欄を設け、さらに分かりにくかった場所の指摘とその理由、自分なりの改良点を聞く人に書いてもらうと、たぶん勉強になる
  • 12:58  本末転倒っぽいけれど、講義それ自体から学ぼうとするよりも、むしろ演者の話し方や講義の準備を、いわば批判する、評論するような態度と行動を促したほうが、結果として伝えたいものが伝わるような気がする。
  • 12:59  それこそたいていの講義は、「パワーポイントをあとからまとめて印刷して配る」ことで、たいてい言いたいことは伝わる。そういうのは「駄目な講義」の代表と言われるけれど、世の中の講義の8割は、たぶん良い講義じゃなくて駄目な講義で、でも人はそれなりに学び、成果に到達してる
  • 13:00  @noramidorami 制約を上手に利用できたほうが、学びの負荷みたいなのはきっと少なく出来るんだろうなと  [in reply to noramidorami]
  • 13:00  @KKanehira なんでああいうのひろまんないんですかね。。  [in reply to KKanehira]
  • 13:01  @y_miyata あれはいいものでした。。もう30年以上昔  [in reply to y_miyata]
  • 13:06  「分かりましたか?」と尋ねるよりも、「問題点を3つ指摘して下さい」と尋ねられた時のほうが頭が回る。同じ質問を最初にされると、聞く時の態度が変わる。講義の最期にまとめるのではなく、スライドごとに尋ねれば、もう油断できなくなる。最高でない8割にはそのほうがいいんだと思う
  • 13:07  「分かる」とか「学ぶ」って思考停止で、下手すると「まわりが分かるって言ってるんだから、ここは暗記すればいいんだ」なんて、子供は勝手に問題を解決したことにする。自分はそうだった。で、「問題点を指摘せよ」だと、頭の使いどころが変わってきて、停止する余裕がなくなる
  • 13:09  「自分ならこうする」って、学びの成果そのものなんだと思う。それを言うためには、講義を行った人の意を聞いた人なりに汲み、理解できていないといけない。「問題点を指摘し、解決策を考えて下さい」と最初に提案されるとこのあたりうまくいくような気もする。「よかったと思いまーす」をやられるかも
  • 13:09  RT @stmay30: TWRPが新しくなってるな。入れ直さないと。
  • 14:30  「共感」とか「傾聴」みたいな無害っぽい手法にしても、尋ねる側が相手の有罪を心から信じて疑っていないのならば、相手を破壊するための強力なツールになる。結局こう、どんな手法も使う側の態度によって、薬にも武器にも使える
  • 15:16  @mobrast 結果オーライでいい場合って、けっこう多いんじゃないかと思うのです  [in reply to mobrast]
  • 15:17  @Ithaca_Chasma そうした質問に答えを持たない人は、きっとけっこう多いのでしょうね。。。  [in reply to Ithaca_Chasma]
  • 15:17  @Skydaisy9 一万人退職って、ニュースだとさらっと流れて、実際に影響を受けた人の総数はそんなもんじゃないですよね。。  [in reply to Skydaisy9]
  • 16:48  http://t.co/Kb2IFWq0 制約の話題をまとめた
  • 17:33  キルスイッチのないものを生み出すと暴走したときに致命的な災厄をもたらすという意味で、原発と鳩山前総理はよく似てる

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