Thu, Oct 18

  • 12:46  危機対応とは、危機においてリーダーが一時的な独裁を宣言した時にだけ生じる、無責任に気持ちよく敗北できるコミュニケーション、あるいは議論の空気を生み出すことに等しいのだと思う。
  • 12:49  あくまでも「一時的」なものであること、それを前提にした「独裁」というガバナンスが受容されること、独裁を受け入れる代わりにメンバーが免責されること、免責されるがゆえにメンバーの人格要素は暫定的に排除されること。全部揃わないと対応は失敗する
  • 12:50  一時的であるからこそ独裁が受容される。リーダーが椅子にしがみついた素振りを見せるとこの空気は消し飛ぶ。責任の重さに耐えかねたリーダーが独裁を放棄して、小さな会議室に引きこもってしまうと、チームの最上層が問題対応のボトルネックとなってしまい、危機対応は失敗する
  • 12:52  チームの各員はリーダーの独裁を前提に免責されないといけない。「現場の判断で柔軟に」何かを行うために、前提としての免責は欠かせない。「現場で柔軟に、なおかつ現場の責任で」なんてことが、危機の現場でできるわけがない
  • 12:53  「気持よく負けられる空気」を醸成するために、チームからは人格要素が徹底的に排除されないといけない。これが徹底できないと、「小便に付き合ってくれなかった○○くん」が危機に直面した際に、トイレに誘った上司が緊急コールを軽く見たりする。トイレに命がかかる事態は避けないといけない
  • 12:56  リーダーが無能なチームは失敗する。でも「どう無能だったのか」を測定するものさしがないと反省のやりようがない。たぶんこうした4要素の、それぞれどこかに無能であって、失敗してしまったリーダーがいるんじゃないかと思う
  • 23:14  @kumabcdefg 奇襲に強いのと、急変に強いのと、どこか似てますよね。。  [in reply to kumabcdefg]

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