Fri, Oct 19
- 12:46 RT @hyuki: いつも興味深い切り口でコミュニケーションについて語っている @medtoolz さんの本を買ってみることにしました。『レジデント初期研修用資料 医療とコミュニケーションについて』 http://t.co/U4siiNKA 組織論・説明術・戦略観・次の ...
- 12:47 @hyuki お買い上げどうもありがとうございます。交渉の席から勝ち負けや正義の考えかたを排除していったら、結局軍事の考えかたに行き着いたという本なのです。 [in reply to hyuki]
- 12:49 「正義を背負った人は負けられない」ということが、そういう人との交渉を恐ろしく難しいものにする。
- 12:51 「天気の話題から話せ」というおしゃべりの原則は、「雨に負けて怒る人はそんなにいない」ということなんだと思う。一番どうでもいいところから話題を進めて、お互いに負ける練習を積んでからでないと、初対面同士で政治や宗教の話題を出したら、身動きがとれなくなってしまう
- 12:52 「道を尋ねろ」という教えも、理にかなっているような気がする。あれは最初から自分が負けることが前提の会話で、道を教えてもらい、想定通りに自分が負けることで、「ありがとうございます」がごく自然にでる。おしゃべりのとっかかりとして、この位置関係は始めやすい
- 13:25 @hyuki ふだんはたいてい、ツイートをまず書き、それをあとから並べ直しています。並べただけだとどうしてもつながりが悪いので、上書きしてしまうことも多いのですが [in reply to hyuki]
- 13:26 @noneter 今だとGPSを搭載した機械がそこいら中にあるから、道を尋ねるという発想自体、不要かもですね。。 [in reply to noneter]
- 13:28 @hyuki なんというか、同じ4000字を書くのでも、100字を400回重ねるのと、4000字を一気に仕上げようと考えるのとでは、必要な意志量が変わってくるように思うのです。プロの作家でも、一冊書き下ろすのは大変で、連載だとこれが、気がついたら一冊になっていたとか [in reply to hyuki]
- 13:29 危機と平時の切り分けは危機管理の本を書いたり講義を行ったりする人それぞれでずいぶん違う。だからこそ同じ「危機管理」で、Amazon にはたくさんの本が並んでいるのかもしれないけれど
- 13:31 災厄の大きさそれ自体が、それが危機であるのかどうかを決定することはないような気がする。大事なのはあくまでも、災厄に際した個人の意思決定プロセスが、その災厄によって変更されるかどうかであって
- 13:37 http://t.co/kAnIMP9M あふれ出る当事者意識――「ロスジェネ心理学」によせて 「敵の設定と被害者への名乗り上げに端を発する“運動”が、これまで人類をどれほど破壊と愚行に走らせたか」は、本当にそう思う
- 13:38 その一方でたぶん、「敵は奴らだ。俺達は被害者だ」という論はとても受けがいい。その空気に「自分たちにも反省すべき点が」と論じると、「お前は裏切り者だ。自虐史観のサヨクだ」になる。
- 13:39 今度はもうひとつ、「敵の設定と被害者への名乗り上げに端を発する“運動”が、これまで俺たちをどれほど破壊と愚行に走らせたか。その俺達こそが被害者だ」と論じる人も出てくる。
- 13:40 RT @twit_shirokuma: 自分で言うのもなんですが、こういう、ロスジェネ世代精神科医が当事者意識を持って書いた本って、あんまり類書が無いような気がします。なので、興味のある方は読んでやってください。 http://t.co/geivW4jD
- 13:46 ラリードライバーがタイヤを滑らせながらカーブを曲がり、勢いがつきすぎてそのままゴロゴロと横転したりする。あれは派手だし、明らかに事故であるけれど、ドライバーの人にとって、その状況は平時の延長でこそあれ、危機ではない
- 13:47 あるいはふつうの人が道路を走り、物陰から子供が飛び出してきたら、たいていはブレーキを踏む。ものすごく驚くし、間違えれば事故になるけれど、たいていのドライバーにとって、この状況は危機ではないような気がする。「子供を見たらブレーキ」は、急ぐけれど自然な動作であって、葛藤しないから
- 13:49 見通しのいい道路に上下線とも車の「流れ」ができている状況で、横断歩道に人が何人か、道路は流れて人が渡れる機会はまだ遠い、そんな状況で、相手車線のドライバーが横断歩道の前で停止したら、案外これは危機であるといえる
- 13:51 相手車線の流れは切れ、譲ってもらった歩行者は歩き出す。もちろん今度は自分の車線が止まる番だけれど、「自分がブレーキを踏んで流れを止める」「このまま歩行者に先んじて後ろの人にブレーキを踏んでもらう」で一瞬悩む。想定外と、それに伴う判断の逡巡こそが危機であって
- 13:53 これが飛び出した子供なら、誰も迷わずブレーキを踏む。悩まず動作できるのならば、それは延長された平時であるといえる。「横断歩道の歩行者に道を譲るべきか否か」という判断は、たとえば自然災害などに比べればはるかに小さな問題だけれど、判断に迷う状況それ自体が、もう危機であるといえる
- 13:54 「不測の事態」と「判断の逡巡」、「その迷いによって不利益を被る人」というのが、危機を定義する上での欠かせない要素に思える。
- 14:01 子供の頃、国際ジャーナリストとして活躍していた落合信彦さんのノンフィクションを読んで、何かの解説に「この事件は米国で訓練を受けたアジテーターによるものであった」と書かれていて、あの時すごく「アジテーターになりたい」と思ったものだった
- 14:02 英語も分からず、辞書で確認する習慣もなく、もちろんインターネットには20年早かった大昔だったから、「アジテーター」はなんだかわからないけれどかっこいい響きのすごい能力を持った職業であって、当時はアジテーターの学校や教科書があって、職業としてそれを学ぶ人がいるんだろうと思っていた
- 14:03 @dankogai 「リスク」と「クライシス」みたいなきれいな分類がなくて、日本語で危機管理の本を書いている人たちも、みんな微妙に苦労しているというか、言葉をどうすればいいのか手を焼いているように思うのです [in reply to dankogai]
- 14:04 @pathfinder924 シナリを作っておいて対処するのって、やらないですもんね。。 [in reply to pathfinder924]
- 14:15 @pathfinder924 「本当の危機に瀕してデキることなんてほとんどない」からこそ、逆に個人的には、ある程度一般的な原則が導けるんじゃないかと思うのです。。横断歩道なら「分からなかったらブレーキを踏めためらうな」という原則は、そのまま自然災害レベルにもっていけそうで [in reply to pathfinder924]
- 15:32 http://t.co/WopWBgeN マンション販売の人が来た
- 15:32 @rigarash たしかに。。。ありがとうございます。 [in reply to rigarash]
- 15:33 @FTTH 「シグルイ」にそうした動作をやっていた虎眼流の剣士がいたような。。 [in reply to FTTH]
- 15:56 リーダーが無能なチームは失敗する。でも「どう無能だったのか」を測定するものさしがないと反省のやりようがない。
- 15:59 椅子にしがみつこうとする、あるいは目標を拡大してしまうこと、独裁を徹底できない、あるいは会議室に責任を委譲してしまうこと、現場の免責に失敗すること、気持よく負けられる空気の醸成に失敗する、あるいは会議室に正義を持ち込んでしまうことが、おそらくは無能の4象限になる
- 16:05 RT @igi: リーダー論に万能を掲げる奴って何か視野が狭いというか低能感があるよなあ…
- 17:29 http://t.co/LgcpV2D9 MK2 の中の人の文章を読むのは久しぶり。そろそろ復帰してほしい
- 17:43 http://t.co/Y2WvVZgW 「水俣と共通する10の手口」 というリストが参考になる。リンク先では批判的にこれが取り上げられているけれど
- 17:49 縦割り組織で責任をあいまいにする。世論を混乱させ賛否両論に持ち込む。被害者を対立させる。データや証拠を残さない。時間かせぎで被害者を疲弊させる。被害を過少に評価する。認定制度を作り被害者数を絞り込む。海外に情報を発信しない。御用学者を呼び国際会議を開く。
- 18:20 自分の責任ではなく組織の非効率性をぼやいてみせる。できていないことを無視してやってきたことのみ語る。あるいは相手のやってきたことを無視して、できていないことをダブルスタンダードだと叩いてみせる
- 18:21 行き詰まった現状から目を背けた上で、「もしこれがうまくいったら」という前提で未来を語る。素晴らしい未来を遠ざけているのは頑固で理不尽な被害者自身であると暗黙に語ってみせる
- 18:23 「やっていない」ことは「要求がなかった」ことに、「要求を無視した」ことは「請求先を間違えていた」ことにする。言葉を重ねるほどに窓口は細く細かくなっていく
- 20:56 RT @REVI: やっとamazonに登録されたので予約。こういうの、丸善ジュンク堂紀伊国屋レベルじゃないと店頭購入難しそうだし。しかし、周囲に単著持ち増えてきた。 / “『ロスジェネ心理学――生きづらいこの時代をひも解く』を出版します - シロクマの…” http:/ ...
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