Wed, Oct 24

  • 00:11  「私はこれだけ素晴らしいことを成し遂げました」と成果を誇る、たとえば就職希望の卒業生に、「じゃあそうなるためにはどんな知識と経験が必要だと考えますか?」と問うてみるのは有効なんだと思う。本物なら勉強になるし、偽物なら説明できないだろうし
  • 00:14  「本を学ぶ」人と「本から学ぶ」人とは読書の態度が異なってくる。本を学ぶ人はすべてのページを同じ気合度で読む。本から学ぶ人は、「どこを読み飛ばしましたか?」と質問すると、「この領域には興味が無いので飛ばしました」と返答できる
  • 12:47  http://t.co/uhKRvj0S どんなに頑張っても、出版社は電子書籍の価格を防衛できない 現実的な話に思える。
  • 12:59  近所の交差点では毎朝、小学生の父兄が旗を持って子供の誘導をしてくれるのだけれど、旗を持つのはほとんどお母さんなのに、今日は珍しくお父さんが立っていた。で、交差点が機能を停止して、ちょっとした渋滞になっていた
  • 13:00  いつもの交通誘導は、何が何でも子供が優先、横断歩道を横切って左折したい車がいても、まずは横断歩道を旗で保護して、子供を通す。それが当たり前で、毎朝たいてい、違和感なくそこの交差点は流れていた
  • 13:02  お父さんが旗を持っていた今日、危ない車を先に行かせようと考えたのか、旗は子供を停止させる側に振られて、車が先に曲がれることになった。ところが今度は子供が騒いで、飛び出すふりをしてみたり、道路のギリギリまで子供がせり出して、怖くてとても曲がるどころじゃなかった
  • 13:03  結局もう、左折する車のすぐ脇のところに飛び出す気が満々の子供が並んで、ドライバーはその時点で諦めて車を止めた。ところがそうなるともう、お父さんが今更旗を横断歩道の側に戻すわけにも行かず、かと言って大人一人で10人以上の子供を制御できるわけもなく、信号は赤になった
  • 13:04  信号が赤になって子供は停止し、交差点の真ん中にある車はようやく曲がることができ、結局赤から青への1サイクルで通れる車は1台だけだった。大変だった
  • 13:05  隔離ポリシーって大事なんだと思った。事故というのは車と人とが同じ場所にいることから始まって、父兄から見て車は脅威で、同様に、車から見て子供は脅威以外の何物でもない。お互いに離れたいし、危機対応とは脅威の隔離そのものだけれど、どちらが動くべきなのか、決めておかないと動けない
  • 13:06  いつもの交差点なら、ドライバーは「子供が離れるべき」と考え、お母さんたちも「子供を先に動かすべき」と考え、隔離のポリシーは一致していた。今日旗を持ったお父さんは、おそらくは「車が先に離れるべき」と考え、これはドライバーのポリシーとも、子供のポリシーとも異なっていた
  • 13:07  ルールが衝突した結果として交差点は機能を停止し、誰がどう動けば物事が解決するのか、一瞬たぶん、そこにいた誰にもわからなくなったのだと思う。「信号が赤」という、もう一つ上のルールが停止を宣言することで、物事はようやく収拾を見た
  • 13:08  誰もが良かれと思って動くことは、あまりい結果を産まない可能性がある。「とにかく隔離を」のポリシーが一致していても、まだ足りない。どれを動かし、どれを停止させるのか、危機の時には事前に打ち合わせをしておかないと危ない。「両方同時」は、たぶん2正面作戦になってたいてい失敗する
  • 13:20  @trinity_site 今日は本当に危ないな、と思ったのです。  [in reply to trinity_site]
  • 14:24  http://t.co/cJTjYkFE うちの家を、まったくの他人が支配してたことがあった
  • 14:25  組織から誰かをつかまえて、「君、なんだか評判悪いみたいだね。でも僕は君の味方だから」といい含め、組織に戻す。別の誰かをつかまえて、また「君、評判悪いみたいだね。でも僕は」を繰り返す。全員にそれをやると、チームの横のつながりは切れ、その人を中心にしたスター結線になる
  • 14:27  やっていることそれ自体はそんなに得体のしれないものではなくて、根も葉もない陰口を全員に吹きこんで、矛盾を突かれてもしらばっくれるだけでいい。厚顔無恥を貫けるのなら、たぶんそんなにすごいテクニックとか周到な作戦とかいらない
  • 14:28  「君、評判悪いみたいだね」みたいな言葉は、そう言われた「君」本人には証明できない。残りの全員がそれを否定したところで、内面は知りようもないから。唯一崩せる機会はといえば、噂を吹き込んだ本人を交え、誰がどう言ったのかお互いに検証しあうことで。そこだけ席を外すのが大事
  • 14:32  自己啓発セミナーの合宿なんかでも、セミナーに参加した人は、相互にその日の感想を交換することを禁じられる。セミナーの人が常についていて、そういうことをしないよう、それとなく注意する。あるいは個別に呼び出しては、「その日の注意」を各人に行う
  • 14:34  横のつながりは場の猜疑心を減らし、それを断ってしまうと、チームには猜疑心が増加していく。「上の人」だけが自分を分かってくれる、という状況が作れれば、もしかしたら従順な部下が手に入るのかもしれない。
  • 14:38  企業で組合つぶしみたいな企てを行うときに、こうした「君、最近評判悪いけれど僕は味方だよ」のメソッドは使えるし、実際に使われているのかもしれない。逆に、本当に評判が悪い誰かに対して、猜疑心の増加をかわしつつそれを伝えるのは、もしかしたらものすごく難しい
  • 14:39  学校の先生とかがこれをやらかすと、クラスはきっとものすごく従順になるのかもだけれど、子供は地獄見るんだろう
  • 14:49  @KKanehira 集まらせないのって、工夫として大事なのですね。。  [in reply to KKanehira]
  • 15:45  http://t.co/cSRSoYfX マインドコントロールの基礎。
  • 15:49  おそらくはマインドコントロールみたいなのも、陸奥圓明流みたいに誰も知らない必殺技が隠れているのではなくて、木村政彦の大外刈みたいに、基礎技が恐ろしく強力な人がいるんだと思う。
  • 15:51  昔流行した30人31脚とか、危ないよなと思う。あれ担任の先生が子供呼び出して、「君、どうもまわりからやりにくいって思われてるね」とささやいたり、「僕は今日から階段をうさぎ跳びで上がります」と宣言した子供が賞賛されたりしたら、たぶん倒れる奴とか出てくる
  • 15:54  @Ithaca_Chasma 「組合トップに椅子を与えよ」は、基本ですよね。。  [in reply to Ithaca_Chasma]
  • 15:54  @noneter 30人31脚みたいなイベントでクラスをまとめるのが、きっと有効なんだろうなと  [in reply to noneter]
  • 15:55  @eboli_ef 看護学校って、海兵隊のブートキャンプによく似てるよなと思うのです  [in reply to eboli_ef]
  • 15:56  @sea_ts 扇動とか洗脳って、やっぱり規模と期間にすごい制約がかかるから、引き際を誤ると悲惨ですよね。。。  [in reply to sea_ts]
  • 15:56  @Drikurs 手順を共有するだけで、覚悟固まりますもんね。。  [in reply to Drikurs]
  • 16:30  @Drikurs 自身の時は、本当に怖かったですもんね。。  [in reply to Drikurs]
  • 18:08  RT @fladdict: こんな未来が見える → 「リアル本屋で買えない、ちょっと恥ずかしい本をKindleで購入しちゃって、Amazonのオススメがどんどん恥ずかしくなる人が続出。」
  • 19:38  なんというか、柔道ならたとえば、大外刈それ自体は難しくない。でも「木村政彦の大外刈」を真似できる人はいない。原理を理解できることと、それをごく強力に行使できることとは、同じ延長線上にあるとはいえ、全く異なった考えかたをしないといけない
  • 19:39  これが格闘技だと、格闘家の術理が理解できたからといって、その格闘家のことを弱いと思うファンはいない。でもマインドコントロールって、原理を理解できて、じゃあからかってやろうとセミナーや新興宗教に挑んで、見事にそっちの人になってしまうことが時々ある

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