Sat, Nov 03

  • 14:06  ネットで何か面白そうなものを見つけ、ところがどれだけ詳しく書かれているサイトを読んでも今ひとつ正体が見えず、結局出版されている入門書をさがす、という状況はけっこうある。書かれた内容の品質が問題なのではなく、執筆した人の立ち位置みたいなのが違うからなんだろうと思う
  • 14:08  ふだん使い倒しているLaTeX にしたところで、TeXwiki をはじめとする入門サイトはネット上にたくさん公開されているにもかかわらず、じゃああれは何なのか、どう使うのかを誰かに説明しようと思ったら、奥村先生の入門書を開いたほうが速い
  • 14:08  @Opi ネットの文章って、独特の「横に対する遠慮」みたいなのがあるようなきがするのです。  [in reply to Opi]
  • 14:09  ネットで文章を書くと、どうしても何らかのつながりを意識する。何かの入門を書くときであっても、頭の中にはそれを読むであろう初心者の人よりも、むしろそれを読むであろう、下手すると自分よりもその分野に明るく詳しい誰かの顔が思い浮かぶ。
  • 14:10  「わかりやすく書こう」というスタンスで文章を書くのと、こう、「まわりから感心されるような入門書を書いてやろう」みたいなスタンスで文章を書くのと、書くことはまるで異なってくる。前者は初心者向け、後者は逆に、初心者向けをうたいながら、初心者には厳しすぎるものになったりする
  • 14:11  @kumabcdefg 当たり前のことを当たり前に書くのって、けっこう難しいんだろうなと  [in reply to kumabcdefg]
  • 14:12  当たり前のことを、ネットで書くのは敷居が高い。当たり前のことを書いて、どこかにそれを見て笑う「詳しい横の人」の顔が思い浮かんで、書かないといけない当たり前を省いたりする。その時点でもう、その文章は初心者には適さないものになってしまう
  • 14:13  @Opi ポジションから自由になるのって、結局のところ「偉くなる」ことがいちばん正解なのでしょうね。。  [in reply to Opi]
  • 14:14  「この人」に向けて文章を書くとうまくいく。「誰か」に向けて書いたものはたいてい悲惨なことになる。「誰か」というのは初心者であるくせに、やけに詳しく、冷笑的で、教わる側なのに教えに来たりする。そんな得体のしれない「誰か」に感心されるように書かれた「初心者向け」は、使えない
  • 14:15  @baraadd あれは最初から「わかっている人」を対象に書いているから、論文はネットと親和性が高いんでしょうね。。  [in reply to baraadd]
  • 14:18  自分がたとえば、研修医の人たちに向けてPCの入門を書こうとしたら、ネットだったらやっぱり、「まずはLaTeXを入れましょう」をやらかす。今だと使えもしないのに、これからはSphinx ですね、ぐらい書く。でもたぶんそれが役に立つ研修医はいない。Word でいいだろうし
  • 14:21  @igi 6年ぐらい前まではまわりに下級生の研修医がいっぱいいたので、「こいつら」に向けて書いてまとめたのが自分の文章だったのです。そういう若い人たちがいなくなってからは、たしかに「自分」に向けて書いていることが増えているような。。  [in reply to igi]
  • 14:27  @igi やっぱりこう、目の前にそれを読んで使う人間がいた、という環境は大きかったのだろうなと。昔はマニュアル本を作って、実際に下級生がそれを使い、おかしな所はその都度直していたわけで。研修医というのは、ある意味昔の自分そのまんまでしたし  [in reply to igi]
  • 14:34  RT @REVI: ?「MySQLでデータベース制作」 △「まずはLaTeXを入れましょう」 ○「EXCEL方眼紙の作り方」
  • 14:36  エクセル方眼紙の入門書とかほしい。こう、自分が作りたかったものというのは、要するにバッドノウハウの入門書だったんだな、と今さら思う
  • 15:18  RT @azukiglg: 結局、アメリカが「はいはい、そうだね、ごめんね」と言ってくれるからこそ、オスプレイの側で凧揚げっていう危険な遊びに正義感を発揮していられるんであって、いろいろ巡り巡って「絶対安全を確信している子供の火遊び」以上の評が思いつかない。

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