2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧
##要約 空気は操作できる。空気を読める人とそうでない人、空気を操作できる人とそうでない人との差というのは、 「空気が扱える」ことに自覚的であるかどうかが大部分だと思う。基本操作は以下の4つ。
多人数でやろうとすれば、どんどん効率が落ちる一人では手におえないような大きな仕事があるとき、それを複数人数でやろうとすれば、 人数に比例した効率の低下を覚悟しなくてはならない。医師の集約化が叫ばれている。>医者は足りないし、医療の質へのニー…
「今日は議論しないでさっさと仕事を終えましょう」というのがお約束「お約束」の通じる相手は、最低でも全体の2割以上で、半分ぐらいまで。 みんなが知っている「お約束」は、ただのお願いと同じ。「引く」効果は期待できない。「引く」プレゼンテーションというのは…
当然返答は「**坊やだからさ**」がお約束
空気は押せる。押すことで風を起こし、人を動かす。「○○してください」とか、「こうしましょう」といった伝統的な問題提起のやりかたは、 誰でもできるし、どんな状況でも通用する。そのかわり、押す対象はあくまでも「空気」だ。緩んでいては、いくら押してもしょ…
人によっては、2段階どころかもっと細かく変える。大事なのは、それが分かりやすくて、 また誤解を生まないこと。そして、「あざとさ」がなるべく少ない方法を選ぶこと。 だから、言葉の変更だけでは、ちょっと弱い。実世界での会話というのは、言語それ自体だ…
「人気」は訓練できないので、緩んだ空気で居心地よく過ごすのは難しい。##締まった空気の「筋」と「弾力」 空気は様々な状況、あるいはリーダーの思惑で締まったり、締められたりする。締まった空気には、「**筋**」と「**弾力**」が生じる。普通の状況では、誰もが自…
知ろうとして回りを見渡す人は「空気が読める」。そうでない人は「空気が読めない」。 お約束を知っている人が、その場の1割以下ならばリーダーが悪い。2割以上いたときは、知らない奴が悪い。
問題に関する議論自体は全くかまわないし、リーダーに反対しても大丈夫。 関係のない馬鹿話は、たとえみんなが笑っても「空気が読めてない奴」 とみなされる。
知らない人は仲間になろうとして、 リーダーの意思に無批判に従うようになる。ギャンブル的な要素が強い。「空気を読む」必要があるのは、以下ようなケース。
その反発力を利用することもできる。
空気の締め具合、緩め具合を調節するのは以下の3つ。1. チームが直面した問題の重要さ 2. チームメンバー同士の物理的な距離 3. リーダーの言葉遣いや、身振り手ぶり「押す」「引く」というのは、プレゼンテーションのやりかた。
写っている断面を探す。そこじゃないと動脈と静脈の区別がつかないから。その後、静脈系を上下に追っかけていって、 血栓を探す。その場で肺がんを見逃しても、たぶん読影の先生が見つけてくれるから、その場ではあまり真剣に見ない。半分は我流だし、いいか…
その後さらに肺動脈の走行を見て、肺野を観察するのは一番最後。側面写真の読みかたは、また別のやりかたがある。
鉛筆を使って描いたスケッチはきれいだけれど、道具を持ち変えなきゃいけない分だけ 手間がかかる。忙しいベテランは、たいていボールペンだけで描く。上手な先生がボールペン一本で描いた図というのは、 ごく簡単に書いてあるわりにはよく分かる。ところが…
##描きかたは教わらないと分からない 「カルテには文字だけでなくて絵を書きなさい」とはよく言われることだけれど、 上手に書くのはなかなか難しい。手術や内視鏡などの手技を行った後の手術記事。 胸部単純写真やCTスキャンなどの画像所見のスケッチ。 病棟…
描きかたは習うもので、見つけるものではない
一緒に習ったほうがいい