論文を書くということ

昨日のおしゃべりのまとめ。

アカデミズムに背を向け、ただひたすらに患者様中心の医療に邁進すのは、
全然かっこいいことじゃないです。

臨床のことだけ、治療のことだけ考えて医者をやっていくという選択肢は、
何の覚悟もいらない、楽な道を選択するということです。

研究と臨床を両方やってる連中のほうが、よっぽど大変な思いをしていますし、
人生に対して真摯です。
研究メインで臨床片手間の奴等なんて、投げてるんだか賭けてるんだか分からないぐらいの
万馬券に、人生の全財産賭けちゃってます。

「あえてリスクを取る生きかた」が人としてかっこいいことならば、ベタベタの
臨床屋なんて、単なるチキン野郎です。

私は論文を書くことに興味がありません。ひたすら臨床。

何かポリシーがあってアカデミックなことをしないとか、臨床研究をやっている連中になにか
反感があるとか。そうした理由は一切ありません。

今のやりかたが楽で楽しいからです** 。それだけ。

##今よりもっとうまいやりかた
「うまいやりかた」は、常に探しています。