投機としての進路選択
ローテート研修終了後の進路選択について。
医者の業界には、そもそも「就職活動」などというものが存在しなかった。
ローテート研修が導入されて2年。就職する側も、あるいはそれを受け入れる側も、
まだどうすればいいのか皆目分からない状態。他の業界からすれば信じられないこと
かもしれないけれど、その混乱ぶりは崩壊直後のソビエト連邦よりもまだひどい。
みんな素人で、2ちゃんねるの掲示板情報が業界全体を左右する。
乱気流の時代にあって、マネジメントの最大の課題は、自らの生存を確実にすることだ。
みんな流れ者になる。進路の選択というのはバクチと同じ。
知らない奴は全くの運まかせ。必勝法はないけれど、慣れている奴
は**大負けしにくい方法**を編み出している。
大事なことは、以下の3つだと思う。