「何をしたのか」「どう見られたか」

国家試験受験資格、1年前倒しを=医師不足解消で特例申請へ−NPO法人

>全国の医学部生や医師ら400人余でつくる特定非営利活動法人「医学教育振興センター」は12日、
在学中の5年生でも医師免許を取得できるよう医師法で卒業後に限定している国家試験の受験資格を
前倒しする特例措置を、6月中に内閣府に申請する方針を明らかにした。
>合格した学生医師に、構造改革特区に認定された県内だけで卒業まで通用する
地域限定の医師免許を交付する。
>[医学教育振興センター: 当面の医師確保対策(案)について](http://blog.medu.jp/2006/05/post_92.html)
より引用

よくやっているな、と思う。

学生が作ったNPOの提言を、マスコミが注目して報道するなんていうことは、
一昔前からは考えられないことだった。

##技術の進歩と手段の変遷
学生運動全盛の時代。「ガリ版印刷」が、学生の活動を大きく変えた。

鉄ペンでガリガリやるからガリ版。自分達が小学生の頃まではまだまだ現役で、
当時は「原稿を書く」という言葉以外に「原稿を切る」「ガリを切る」という言葉が
当たり前のように使われていた。

これができたから、誰でも「表現」ができるようになった。街頭に貼られたポスター。
ビラまきの学生。学生運動時代のステレオタイプ的な風景というのは、
ガリ版という道具が作った。

道具はだんだん進歩する。