Sun, May 30

  • 12:35  サービスには待ち時間と品質、コストの3側面があって、「3つのうちから2つを選んで下さい」なんて言われる。どれを最優先するのか、どれをあきらめるのか、6とおりの選択枝があって、目指すべきやりかただとか、目標が変わってくる
  • 12:37  「景気をよくする」なんて言葉も、「いいサービス」と同じような、本来はごく曖昧な言葉であって、飢える人が減るのと、子供の小遣いだとか塾のお金が増えるのと、国全体が生み出したお金の総量を増やすのと、同じ景気対策でも、やりかたは全然違う
  • 12:38  政治の人は分かってて曖昧な言葉を使ってるんだろうけれど、サービスで言うところの、両立不可能な3つというのは、経済とか、景気という話題だと、何に相当するんだろう
  • 14:24  体験というのは、途切れるとそこで枯渇する。日常というのは同じ体験の繰り返しでできているから、日常が続くと、そのうち飽きる
  • 14:25  かといって、新しい体験を仕入れるのにはお金かかるし、全く新しい体験というのは、決してそこまで多くない。過去の順列組み合わせで説明できる新しい体験は、それを手に入れる手間に比べると、効率があんまりよくない
  • 14:26  体験する自分側の書き換えが行えると、同じ刺激で、別の体験が得られることがある。自分を定期的に書き換えられる人というのは、あるいは同じ日常を行きながら、様々な体験をそこから引き出している。
  • 14:28  ジブリの宮崎御大なんかは、映画を作りながら、これをやってるんじゃないのかなと思う。あるときには世界背負ってみたり、あるいは大きな物語に巻き込まれる境遇やってみたり、半漁人になったり、小人になったり。そういう状況を内面にブチ込んで日常を送ると、それが違ったものに見える
  • 14:29  制約なしの動作が何も生まない、重力と地面という制約なしには歩くことすらできないように、偏見なしの体験というのは、意味がないんじゃないかと思う。偏見なくものを見るというのは、だから何も見ていないのに等しいような
  • 14:30  偏見というのは体験のスクリーンであって、偏見に、体験を投影することで、初めて認識だとか、判断が生まれる。無数の偏見をとり入れることで、ようやくたぶん、物事を偏見なく見ることができる。
  • 14:31  偏見というスクリーンのないところに投影を行っても、光は空しく目の前を通過するだけで、せいぜいそこにある埃がちょっと見えるぐらいの体験しか得られない。効率悪いし、何も生まれない。偏見持っちゃいけないって、あの教えかた嘘なんだと思う
  • 15:20  @odorujou 一歩間違えると、単なる自己啓発なのでしょうけれど。。  [in reply to odorujou]
  • 15:52  そのメディアがもたらす便利さでなく、不自由さに注目すると、使いどころが見えてくる。
  • 17:53  http://bit.ly/aP3dg6 できないことの使い分け
  • 18:58  総理大臣が社民党を自ら切り離したのが、本当に不思議。あの状況で、話がまとまらなくても勝手に勝利宣言出して、社民党が自ら辞めるの待てば、「我々は最後まで説得に努力した」という既成事実を運用できたのに。辞めなければ、社民党の株が下がるだけだし
  • 18:59  あの場面で切ってしまうと、それは責任の引き受けメンバーとしての社民党をも切ってしまうわけだから、自分たちの居場所がますます苦しくなる。責任のかぶせあいという、ゲスな視点からものを見ると、あれはなんだか、民主党社民党をかばっているように見える
  • 19:25  @dabukase あの罷免て、切った側に何一つメリットが生まれないように見えるんですよね。  [in reply to dabukase]
  • 19:27  雑誌見放題の有料サービスは大あり。ごくたまに週刊現代とか週刊ポストとか買うと、なんだかんだいってもほんのちょっとした読み物記事が、やっぱりプロが書いているだけあって、そのちょっと分だけ楽しめるから
  • 19:40  @lucifer_af 実話ナックルズとか、漫画大悦楽号とか、普段絶対読まないような雑誌が、ぽつん、と購読可能リストに入っていたら、思わず手に取るような気がするのです。。  [in reply to lucifer_af]
  • 19:42  買うのって一種の意思表示だけれど、お金先に払って、登山の置き薬よろしくそこにあるものを手に取るのは、閾値が少しだけ違う。その少しに機会を見いだせる人は案外多いんだと思う。先払いが何らかのエクスキューズになるような
  • 19:43  「いつでも買える」のと、「いつでも読める」のと、支払い1回をあとにするのと先にするのとで、読まれるものはきっとずいぶん違う。下品大好物なのに、スカして本屋さんにお金払えない人とか、たぶんAmazon にもお金払えない。先払いだと読める

Powered by twtr2src