Wed, May 30

  • 16:12  福祉というものの緊急避難的な側面をもっと強調して、あらかじめすべての人に「任意のタイミングで福祉の援助を申請できる。ただし生涯3回まで」とか、数と期間を限定した権利みたいなものをあらかじめ渡しておくと、公平感と割を食う人の問題とが、部分的に解決できないだろうか?
  • 16:14  「制度を例外的にずるく利用している人がいる」というのが問題になって、制度全体が吹き飛ぶのはやっぱりなにか違う。いまはこう、福祉の過剰な申請を抑制するために制度が複雑になっていて、たぶんそうした複雑さが、不公平感をむしろ強くする。
  • 16:15  誰もばボタンを押しさえすれば、その場で制度が利用可能になるのなら、恐らくは不公平感はなくなる。ボタンを押すことぐらいなら、たぶん誰にでもできるだろうから。今度はもちろん福祉への支出が膨大になってしまうから、そこは回数の上限を作ることになる
  • 16:16  生活がそこまで切実でない人は、恐らくは「今後のために」、ボタンを押さずにそうした機会をとっておき、そのまま使わずに一生を終える。逆に制度の利用に熟達した人ならば、回数限定の緊急避難を前提にした人生のプランを組んで、リスクの高い何かの決定を行う際の下支えにするかもしれない
  • 16:18  今の時点でほんとうに困っている人、実際問題として生活が回らず、なおかつ福祉に頼ってもその先が見えない人は、緊急避難を回数分だけ全部使いきってしまうことになる。こういう人は、裏を返せばその回数だけその人を審査する期間が得られるから、回数限定のそうした制度とは別の何かを用意すればいい
  • 16:19  怒首領蜂のボムスタイル、パワースタイル、ストロングスタイルみたいなやりかたは、ゲームとして作りこまれた到達点だけあって、ああいうルールを導入すると、けっこううまくいくような気もするのだけれど。
  • 16:25  エネルギーの選択が多い国だけが、これから先の世界で「先進国」として生きて行く事が出来る。 http://t.co/2u5SLYaI
  • 16:26  選択肢ってものすごく大切で、単に「若い」というだけのことがどれだけの選択肢をその人にもたらし、それがどれだけの財産なのか、選択肢って失ってはじめて「あった」ことに気がついたりもする
  • 16:27  専門特化することが、じゃあ選択肢を手放すことにつながるのかといえば、またちょっと違う。一番良くないのは、交換可能なポジションに熟達して、その技能を極めてしまうことで、技能が極まってコストが上がると、交換されて詰む
  • 16:28  この間やっていたプロフェッショナル仕事の流儀に石工のベテランが取り上げられていて、「努力は積める」とコメントしていた。石の表面仕上げか何か、ハンマーでコツコツと何日間も叩き続けて、表面を仕上げている時に
  • 16:29  あれをそのまま解釈するのは大きな間違えで、あの石工の人は、そもそもが荒削りの技能も神であって、ハンマー数発で複雑な形を9割がた叩きだしてしまう。だからこそ、粉みたいなレベルの表面仕上げをコツコツやれる。最初からコツコツやると、たぶん1年かかっても荒削りも終わらない
  • 16:30  「努力は積める」という言葉は、「積むに値する、積んで意味のあるものを見極めてから、それを努力と称せよ」という意味なんだろうと思う。積んでもしょうがない努力を積むと、たぶん詰む
  • 16:43  @mobrast 技術革新で、乗っかった技術が意味を失うことなんていくらでもありますからね。。  [in reply to mobrast]
  • 21:53  生活保護の運用を厳密にする」という自民党の方針も、貧困者に向けた政策にはあまり興味が無いと答えた米国のロムニー候補も、「次に敵と名指しすべきは福祉の受給者だ」みたいなアドバイスを、どこかのPR会社が仕掛けたりしてるんだろうか?
  • 21:56  敵を作ってそれを叩くと指示が集まる。その敵が飽きられたらまた別の敵を作る。叩きやすいのを叩く。めんどくさそうなのはコストが合わないからスルーする。選挙に通ることが目的ならば、このあたりは洋の東西を問わないだろうし
  • 22:06  RT @REVI: “斜め上 : 【韓国】韓国高速鉄道(KTX)、不正乗車が増加 「無賃乗車などいくらでもできる」、ネット上では「乗車券不要論」も[12/13]” http://t.co/KEs8myUB
  • 22:07  無賃乗車をゼロにできないシステムは欠陥かもしれないけれど、すべての改札を排除できる利点、改札機や乗車券を除去した利得と、無賃乗車による損失と、どちらが大きいのかを検討しないと、こういうのは成功なのか失敗なのか、判断しにくい
  • 22:09  不正をある程度見込みつつ、ゆるくて効率の良い仕組みができれば、本来はそれは成功なのだと思う。コミケの列だって、規則を守る気が最初から全くない人から見れば不正を行うすべはいくらでもあるのだろうし。救急車の「正しくない」利用にしてもしかりで
  • 22:10  不正を目の当たりにした人からすれば、不正がやり放題の、正直者が馬鹿を見る仕組みはとんでもないだろうけれど、全体からシステム全体を見下ろすと、不正を少なめに抑えつつ、摘発コストを最小に出来る仕組みは、もしかしたら「良い仕組み」という評価にもなるのだろうし
  • 22:10  @wingo_xtc それはたしかに。。  [in reply to wingo_xtc]
  • 22:12  そういう意味で、ランダムサンプリングと厳罰との組み合わせが、正解に近いのではないかと思える。正直者には関係ない、不正をした人の中で、捕まった人だけが割りを食う仕組み。「俺以外にも不正をしている奴はたくさんいる」というのは真実で、「でもくじに当たったのはあなたです」と言い返す
  • 22:13  みんなが見ている眼の前でくじを引いてみせることが、公平感の鍵になる。くじの可視化を怠ったままで一罰百戒を行うと、こんどは摘発を行う側に対する不信ばかりが増えていく
  • 22:26  @kumabcdefg 日本だと、コストよりも公平が尊ばれるから難しいんでしょうかね。。  [in reply to kumabcdefg]
  • 22:26  @wingo_xtc もっとこう、いろんな問題を損得で語れると、世の中もう少しだけ上手く回るんだろうな、と。  [in reply to wingo_xtc]

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