2005-10-08から1日間の記事一覧

兵器もまた、通信系を作るようになった。攻撃する目標が3つ。こちらの飛行機が3機。以前なら、3機の飛行機は、それぞれが3つの目標を狙い。合計9発のミサイルが発射された。現在はお互いの飛行機が通信して、3つの目標に使うミサイルは3本だけ。

こうした通信システムを導入した米国の実験部隊は、本当に2倍近い戦力差をひっくり返したらしい。 もっとも使った機材は故障続出で、まだまだ未完成なものだったそうだが。##病院組織に神経系を実装する 人間の潜在能力というのは、本来の3割ぐらいしか使っ…

レーダー機を飛ばして、戦場の「丘の向こう側」の状況が地上からも分かるようにした。このため戦車部隊は、容易に相手の裏をかけるようになった。

自分も本部も同じ情報を共有している。作戦の指令が出次第、自分たちが何をすればいいのかが分かる。

兵士もお互い通信するようにした。友軍の残弾がどのくらいなのか、いま攻撃を受けているのかなどをお互い通信しあう。

戦車や飛行機にGPSを載せて、現在位置をリアルタイムで確認できるようにした。

自分が今抱えている患者の問題に対して、その「解答」を知っている医師は誰なのか。

そういったことをリアルタイムで把握するシステムは、今のところ存在しない。「今その瞬間」に医師が把握できる状況というのは、自分の周りのせいぜい10m程度の範囲だ。 遠くの人が何をやっているのか、そうした情報を把握する手段というのは実質存在しない。 …

誰の時間が空いていて、誰が今困っているのか。

今現在病院内にはどんな病気の専門家がそろっているのか。

情報化はマンパワーの差を覆せるか

##マンパワーの差を覆すには 厚みで押し切るのが好きだ。圧倒的な物量でもって、相手に止めを刺すまで追い詰めるのが好きだ。大きさは力だ。マンパワーの乏しい組織、物量の乏しいチームというのは、 大きなチームにはかなわない。対立するチームの規模が数…