2006-06-22から1日間の記事一覧

病棟業務の回しかた

できるだけ楽をしたいので、ほとんどメモを取らずに病棟を回してる。そんな**手抜き**のやりかたの一例。###病棟業務の問題点##病棟の基本的な業務の流れ 1. 朝病院に来たらナースルームで情報収集 2. 患者さんの回診 3. ナースルームに戻ってオーダー出し 4…

点滴が増えていれば、たぶん当直時間帯に何かおきている

こんな程度のことが分かるだけでも、朝の会話の「**ネタ**」は十分。 本当に「生きる、死ぬ」にかかわる情報は、 医者が黙っていても病棟ナースが突っ込んでくれるから、大丈夫。部長級の医師は、離れたところから診察をするのが上手だ。10mぐらい離れたところか…

水枕が患者さんの頭に入っていれば、その人は熱を出している

もう一つはもっと細かいこと。食事を柔らかくしてほしいとか、下剤や眠剤がほしいとか、生き死にに関係ないもの。

病棟をトラブルなく回すために大切で、メモを取って覚えておかないといけないのは、後者の情報。 病気に関する重大なことというのは、メモを取らなくても大丈夫。##頭の中にフォルダを作る 病棟で患者さんをフォローするときには、患者さんの顔と、 その病名…

一つは病気自体の情報。ちゃんと治っているのか。熱や痛みはないのか。心機能の回復はどうか。そんなもの。

折衷案として、みんなメモ帳を持ち歩いているけど、面倒だしミスが多い

3歩歩けば全部忘れる。ナースルームを出て、だいたい20人ぐらいの患者さんを回診して、再びナースルームへ。歩けば忘れる。忘れるからミスをする。いちいちナースルームへ戻ってカルテを書くか、カルテを全部持ち歩けば、忘却によるミスは減る。ところが、そ…

電子カルテは解決策になりうるけれど、入力が大変で、まだ実用には遠い

カルテごと持っていくのは重すぎるし、その間は他の業務が止まる