2006-04-01から1ヶ月間の記事一覧

カバーがぶかぶかだと、その人はまるで、できの悪い着ぐるみでもかぶっているような違和感が残る。

不真面目なガリ。すばやく動く、鋭いデブ。予測は外れる。 いい方向にもそうでない方向にも。何の根拠も無いものなんだから、いつも外れる。それでも、他人からみた自分の印象を把握しておくのは大事だ。

カバーがぴったりとあっている人間とは、何の違和感もなくつきあえる。

言葉と対話に関する3題

新しい職場に来てから考えたことなど。##深夜のコンビニで 20代やせ型男性。髪金髪。前歯溶けてて、両耳にはピアス5個づつ。こんな兄ちゃんがレジ打ちをしていた深夜のコンビニ。何故かやたらと混んでいた。>「ぉにぎぃ〜ぁためますくゎ〜?」前歯が無いからな…

アフガンの携帯電話会社の社長さん。対話の生み出す世界に対して、けっこう本気で夢を持ってる。

「賢く相手を利用する」便利な方法としての言葉と、「対話」との違いというのは、 対話の相手をどこまで信頼しているのかという部分だ。相手に対する信頼がなければ、 そもそも「対」が作れるわけがない。大学から「ストリート」へと戻って10日。病院にも慣れ…

コンビニの兄ちゃんと爺さん。住んでる世界が全く違う人同士でも、対話をすれば

言葉はよみがえる。

教会の言葉に屈して衆愚となる

個人として生きていく選択肢などこの時代にはありえず、 選択を受け入れられない者は集団を離れ、森で孤独に暮らすしかなかった。##集団を衆愚へと変換するシステム 集団というのは叡智を持った存在なのか、それとも衆愚なのか。「大聖堂」の時代から800年が過…

王の力に屈して衆愚となる

教会側は、神の言葉を借りて民衆を従えようとする

物語(実話らしい)は終盤、ヘンリー国王が教会に譲歩する形で終了するけれど、 もちろん歴史はその後もずっと続く。武力と言葉。「大聖堂」のテーマのひとつが、この2つの方法論の争いだ。舞台となった12世紀。世の中には「集団の叡智」なんていう概念はなかった…

貴族や王族は、武力を使って民衆を従えようとする

慣れてきて得られたものは「安定」

けっこう焦りました。失業の心配が事実上皆無な医者という仕事の贅沢なのかもしれません。それでも、変化を続け、不確定な状態の面白さというものを楽しむためには、 積み上げてきたものを壊すしかないのです。自分の目標でもあり、また循環器医であったとき…

慣れてきて楽しくなってきたのは「変化」

大学生活の終わりに

大学を辞し、今後は地域医療に従事する一般内科医として生活することになりました。研修医からシニアレジデントの頃までは、自分はこのまま循環器内科医としての キャリアを積んでいくものとばかり思っていました。内視鏡は正直下手でしたし、医療の業界の中…