2006-08-07から1日間の記事一覧

blog 管理人同士のバトルも、まわりのウォッチャーを盛り上げるだけだから、

やるときはメールで「根回し」するどれもつまらないことだけど、結構大事。だからうちみたいなページが、何とか生き延びてる。医師の守秘義務というものが撤廃されれば、 今度は日記を通じて自分の治療方針をいろいろ査定してもらったり、 患者さんがネットを…

昔の「マミー石田」氏みたいに、確信犯的に煽りに耐えるつもりがなければ、

特定の人達を「死ね」とか書かない

病院内の誰かを「馬鹿」とか言ってみたり、患者さんに「ヤク盛っちゃうよ?」とか言わない

亡くなった人ならまだ外来にかかっていることにしたり、冬の話なら夏に、自分の失敗だったら

他の病院の下級生の話に変えたりして、物語を変形する

患者さんのこととか、病院内でのハプニングなどを書きたくなっても、最低限患者さんの性別を変えて、

病名を変える

昔の交友関係

ハンドルネームを固定していたり、携帯電話の固定IP でいろいろな書き込みをしている人なんかでは、 google でそれを検索するだけでも正体が分かることがある。今はWeb のアーカイブ機能も充実しているから、過去数年来、同じハンドルネームを使った人が ど…

様々な掲示板への言及

過去の足跡

子供の細かな病状を訴えながら医療相談をしてきた患者さんが、

「娘に是非ともお礼の手紙を書かせて下さい」とお礼のメールをよこしてきたこんなとき、対象となった人は、匿名を貫けるだろうか?あるいは、自分のリンク先の身内は、全員問題ないと言い切れるだろうか?##全てはgoogle さんが知っている

何回かメールをやりとりした相手が、自分の実名を明かすようになった。

アドレスに、病院名と勤務先とが明記されていて、 社会的な地位も上のように見える

裏口だらけのシステムだから、足あとを残さずにいろいろ閲覧するのが簡単。それなのに、みんな mixi の匿名性を

信じているのか、信じられないぐらいプライベートなことを書き散らす医療系でやってる人は少ないだろうけれど、mixi のユーザーの人を煽って、顔写真などをたくさん 公開してもらった上で、本人の知らないところでそれを笑いものにするグループがある。本人…

横のつながりを重視するシステムだから、知りあいを簡単にたどれる。マイミクという友達リンクのうち、一番「脇の甘い」人が、そのグループ全体のプライバシーレベルを決める

mixi ID は無限にとれる。誰でも捨てID の5つや6つ持っている(持ってますよね?)から、足跡帳なんて当てにならない

CPRコールをかけるときの、院内の符丁

日記をつけている本人にとっては何の価値もない情報であっても、 解析者にとっては宝物だ。そんなものが分かるだけでも、病院名は相当絞れるし、すくなくとも「身内」を装う 強力な助けにはなる。管理人にメールをもらったり、 掲示板に書き込んでもらったりす…

研修医の人数とか、カンファレンスの曜日や名前

病院の規模や、患者さんを紹介した病院の名前

対象の勤務している専門科と、その病棟名

飲み会をした店の名前や、昼ご飯を食べに行ったラーメン屋の名前

blog 管理者の正体を暴く方法

医師の書いている日記が増えた。4-5 年前までは本当に少数。blog なんてサービスもまだ無い頃は、 ネット上で何かを書いている同業者なんて、ちょっとしたリンク集に載せられる程度しかいなかった。Weblog がブームになって、同業者の日記が増え、m3.com み…