2006-07-01から1ヶ月間の記事一覧
大量運搬が可能なハイテクが登場しても、兵士の荷物の運搬を列車自体に依存することなく、 スタンドアロン性を保ちつづけたフランスの知恵というのは何かに使えそうな気がする。ハイテクといえばドイツだけれど、第一次世界大戦当時の補給戦では、ドイツは圧…
列車による補給を上手に行っていたフランス軍では、以下のような工夫をしていた。
複数科にコンサルトすると、患者さんは1日中病棟からいなくなる。各科に「個々に進撃」してもらうと手間が省けるのだけれど、なかなか上手くいかない。##列車を使う工夫〜第一次世界大戦
軍隊が進撃するためよりも、軍隊が停止するためにこそ補給が必要であるというくだりが面白い。 ##補給路は複数で〜ナポレオンの時代
調達で、河川をうまく利用できたときだけは船で補給ができた
今働いている地域は社会が暖かいからなのか、そうした人はほとんどいなくてホッとしている。「時間のある人」が1人いると、救急外来は仕事にならなくなり、 こういう「常連さん」が3人もいれば、スタッフが嫌になって逃げ出してしまう。こういうのは本来が理不尽…
たぶん、「**持っている夢の大きさ**」なんていうのは、本当は最強の 原資で、世の中のすごい人達はこの原資の大きさが とてつもなく大きいんだろうけれど、自分には夢を原資に使う方法が分からない。夢のない話。##交渉力の最初は原資をそろえること 交渉相…
##ポーカーにはバンクロールが必要 交渉ごとのやりかたを考えるときには、 「ディベートの力」とか、「言い回し」といったテクニック的なもの だけではなく、相手と自分との「**原資**」の差というものを常に考えないといけない。原資を考えに入れない交渉というの…
7月から、療養病棟の保険点数算出方法が大幅に変わった。今までは出来高払いの延長。節約してやりくりすれば、たいていの医療行為は 何とかなった。7月からは、ルールが大幅に変わった。
プレーヤーの行動は同じようだけれど、その結果が多様化する医者の仕事というのは、「**よくする**」という一つのゴールに至るまでの道のりを追求する仕事だ。今までの出来高払い制度というのは性善説で、合理的にやろうが悪どく儲けようが、 結果さえうまくい…
結果は一つだけれど、過程は多様化する
入院期間の延長はずいぶん楽になる7月からのルールでは、医療区分2の「少し重症」の人をどれだけ作れるかが鍵になる。ルールの改訂で、普通に歩けるような高齢者は病院から追い出されて、 頑張ればなんとか車椅子までいけてたような人は寝たきりになって、 「安…